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こういう事と合わせて皆さんこれ見てくださいよ。ある会社の教科書です。日本の中学生、社会科の教科書。「日本史」とか「世界史」ではなくて「人間の歴史（https://amzn.to/2DYLPYB）」というね。もう、これを読んでいたら何処の国の教科書かと思いますよね。蒋介石をチャン・チェシーと書く教科書が以前ありましたが、この教科書も全部現地語読み。それと「人間の歴史」だからなんでしょうが、国内の出来事まで全部西暦表記。そうすると返ってわかりづらい事があるんですよ。私たちも元号で記憶していることあるじゃないですか。文禄・慶長の役という名称がこの教科書には出て来ない、消されている。明治維新も無い。あのね、日清戦争の事が書いてある。タイトルがまた「日本と清が、朝鮮で」、そしていきなり「朝鮮王宮を占領して、清との開戦へ」と。「日本軍は朝鮮王宮の門を破壊して、突入し占領しました。ここで国王らを監禁した日本軍は清に従って来た朝鮮政府を倒し、日本の言うことを聞く政府を作りました。」・・・違うよね、これって話。この10年近く前からいろいろな経緯がある。当時の朝鮮は清の属国。この戦争で（日本が）朝鮮の独立を勝ち取ったんですよ。そういうことを一切書かずにこれ。日本の教科書ですか？それから、こちらの見開き見て。「独立マンセー、民族運動の高まり」、我々が知らない女性の写真が出てたり、三・一運動もここに書かれている事と、実体は違うと私は理解しています。そこに合わせるように「民族自決を求める世界の動き」があったって言って、ガンジーの非暴力主義を同じ見開きの中で見せているんですけど全然違う。イギリスがインドにしたのと同じ事は、日本は朝鮮にやってないですからね。とにかく朝鮮の記述がめちゃくちゃに多い。私たちに関係の無い朝鮮の歴史がいっぱい書かれていて、しかもそれが事実かどうか曖昧なことが書かれている。でもね、日本と朝鮮において極めて重要だと思われる「刀伊の入寇」などは書いてなかったり、或いは白村江の戦いは一応書いてはあるんですけども記述が変。「シルラ（新羅）がペクチェ（百済）を滅ぼした後」ですとかね。「しらぎ」と「くだら」じゃない。任那日本府のことは全く出て来ない。「日本と天皇」というコラムより「ハングルがいつ出来たか」のコラムの方が大きい。これがしかも、日本の名門校で採用されているんですよ。
