米国中枢をコントロールするチャイナ

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2020年11月28日 中国人民大学国際関係学院の副院長で、中共対外戦略研究センター副主任兼事務局長、国際通貨研究所研究員の翟東昇(てき・とうしょう)氏が上海の「観視頻工作室(カン・ビデオ)」のライブ放送で講演を行いました。新唐人テレビ

トランプ政権は我々と貿易戦争をしているが、我々は何故トランプを打ち負かすことができないのか。なぜ1992年から2016年の間には、中国と米国との間の各種問題を全て解決できたのだろうか。1993年銀河号事件や1999年大使館爆撃、2001年飛行機の衝突といった全ての危機は『喧嘩しても仲直りする夫婦のように』2か月以内に収束した。何故だろうか。暴論かもしれないが一つの可能性をあげる、それは、権力上層部に我々の人間がいるからだ。米国の権力の中枢に我々の古い友人がいたからだ。
 
実際、過去の30年、40年、我々は米国の権力層を利用してきた。先ほど言ったようにウォール街は1970年代から米国の内政・外交に非常に強い影響力を持っている。だから我々には強いコネがある。最も大事なのは、2016年以降、ウォール街はトランプをコントロール出来なくなった。中米貿易戦の時も、ウォール街は(中国の)力になりたかった。私の情報によると、米国の友人が力になりたかったが力が足りなかった。

でも今はバイデンが当選しましたね。従来のエリート、政治のエリート、親中派、ウォールストリートと非常に密接な関係を持っている。だから人々は、バイデンの息子がトランプから『あなたは世界中にファンド会社を持っている』と言われているのを知っているが、誰が彼(ハンター)のファンド会社を支援しているのか。誰かわかるでしょう?そこには全てビジネスが存在する。
 

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