2021.01.14 虎ノ門ニュース

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竹田恒泰：今回の規制は、飲食店を狙い撃ちにしたような規制。本当に飲食店が原因ならともかく、今そうでもない。だいたいGoToの停止から始まって、それが原因じゃないのに。飲食店だって皆気を使っている。ギャーギャー口角泡を飛ばして談笑するなんてこと、今は直ぐ白い眼を向けられて店員さんから注意される。飲食店でクラスターが起きたという話も無い。これって世論と戦ってるだけ。政府はコロナと戦ってるのではなく「世論」と戦っている。で、その「間違った世論」を作ったのがメディアですよ。何が原因で、何を止めなくてはいけないかを科学的に検証したわけじゃなくて、支持率が下がって来たから慌ててGoToを止めました。緊急事態宣言を出せ出せという声がワーッと大きくなって来たから出さざるおえない。後手後手。政府としての戦略とか、物の見方ではなく、完全にテレビが作り出した空気に支配されているだけ。だからこの外国人の入国停止も、特にマスコミが騒いでないから。論理的に言って、入国緩和して２週間後から第三波が始まってるわけですから、先ず原因として疑われるのは外国人の流入。これを止めるのが正しかったはずなのに、GoToを止め、緊急事態宣言を出し、その後で、そこまで（国民から）言われるようになったから止めただけの話。だから今回の件でわかったことは、前からわかってましたが「メディアが作り出す嘘の空気」。コロナ禍で視聴者はいても、広告価格が安くなり、大手のテレビ局の収入が激減。だからこそ、もっと過激な報道をして数字を稼がないとやって行けない状態。懐事情があるかもしれないが日本社会を道連れにしないで欲しい。

 

有本香：私は前から「ワイドショー政治」と言ってるんですが、日本の政治がこれに陥ってから結構長い。そしてこれを、寧ろ得意とする政治家もいて、小池東京都知事のように。碌な事にならないし、都民・国民が道連れになって来てしまっている。（中略）入国停止に対してまだまだ懸念されるというのは、「特段の事情」という例外設定がひとつと、タイミング（停止期間）が二つ目。緊急事態宣言は2月7日までと言っているが、今年は春節が２月11日から１週間。まさかと思うが、今回は緊急事態宣言も「限定的だ」とすごく強調している。7日に明けたら直ぐビジネス往来を復活させるのでは。そういう懸念はお膝元の自民党からも聞かれている。

竹田恒泰：「特段の事情」以前の問題で、「ビジネス往来限定」と言いながら、だいぶ観光客が入って来ている。ビザがあれば「ビジネス目的」と言えば入れちゃうわけだから。中国の富裕層など、日本によく遊びに来てた人は、そういう資格で持って普通に観光しに来ていた。