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1月7日に遡ると、コロナを担当している西村大臣が「緊急事態は一体いつまでか？」と問われて、衆議院の議員運営委員会にて「解除の基準は、東京都の新規感染者数が一日当たり500人を下回ることが目安になる」という認識を示したと。下回ってクリアしている。だから何で（延長）？と。元々この”新規陽性者数”というのもあまり意味が無い。重症者数は52人。これで解除しないで2週間延長するって、じゃあ2週間という科学的根拠は何なんですか。どんどんゴールポストを動かすのは国民としてはたまったものではない。何となくの空気で（延長）。政府は守るんだったらキチっと守らないと。菅政権の運営を見てると、メディアの見当違いの嫌がらせはキツイと思うが、定見を持ってやるならやると戦わないと。いま仮に解除したら増える可能性はある。それでまたメディアから攻撃を受けるとか、東京五輪を開催する為に新規陽性者数を増やしたくないとか。でもそんなこと言ってたら「2週間で足りるんですか？」となる。国民として嫌なのは、最初は一か月と言っていた。それが更に一か月、更に2週間。この原因は首都圏の知事の無能。病床を確保していないのだから。この一年何をやっていたんですか？という話。
安倍政権時代も、今まで何回も見て来たが、NHKや民放テレビに総理が自ら出演された時に、食い下がり方があまりにも適切ではない、くだらない、或いは、今そんなことを聞いてる場合なんですか？いくら何でも一国の首相に対してそれは失礼でしょ？という行き過ぎた無礼みたいなものがある。そういう事を政権側から言うと「政治的圧力だ」と言われるから、みんな黙ってたわけだけど、この人（山田真貴子さん）はNHKに対して言ったわけですよ。だからここでもう”敵認定”されてたという感じがする。
更に言うと今回の一連の会食問題で、処分の対象になった人の中に総務省の局長とか審議官がいる。この人達はいずれも「NHK改革」に非常に積極的だった人達なんですよ。元々は文春の記事から始まった事ではあるが、この一連の、異常なまでの官僚叩きには別の意図がある気もする。今後、我々も追及して行かなくてはいけないが、総務省の中にはNHKから接待を受けている人もいると聞いている。或いは贈り物をもらっている。そういう人達は今回どうも対象になっていないようだ。NHKから奢られている人達はNHK改革に積極的であるはずがない。会食を問題視するなら他の会食案件も洗いざらいやるべき。私の推測だが「NHK改革を進ませたくない力」がものすごい強さで働いていると思う。今回処分された方々は「今のNHKは問題ある」という認識でいる方達だというのは、非常に、寧ろNHK改革を望む側としては痛い。
