2021.09.30 虎ノ門ニュース

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00:13:20   自民新総裁に岸田氏 決選投票で河野氏下す
高市氏「衆院選に一丸で勝ち抜こう」
00:41:12   安倍氏「支持者戻った」 高市陣営会合で表明
01:17:40   枝野氏「私が総裁選に出れば最年少」世代交代論一蹴
首相就任後も靖国参拝せず 立憲民主党・枝野氏
01:28:34   中国恒大に96億円投資 年金運用「直ちに影響ない」
01:44:14   新疆人口 10年で18%増 ウイグル自治区で白書
01:58:29   私大ほぼ半数が定員割れ 経営難の恐れも

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「高市候補を通じて、自民党のあるべき姿、目指すべき道、そして国家観を示す事が出来た」と。また高市陣営の総会では「自民党から離れかけていた支持層が戻って来てくれたんじゃないか」という風に仰っていて、正にそういう面があると思う。更にその総会では、高市さんの明確な主張に他の候補が相当影響されたと自分は見てると言った。その通りだと思う。今回仮に総裁選に高市さんが出なかったとしたら、下手すると「天皇陛下は女系でもいいんじゃない?」みたいな雰囲気とか、そういうレベルの話になった可能性がある。河野さんだって女系容認をとうとうと語っていたのに今回封印しましたからね。だから高市さんが、日本の国はこういうものなんだと。それを私は守り抜くんだという事を明確に言い、それから現代における富国強兵策を語った事によって、またネットを中心にコアな支持層が「やっぱりこれこそが私たちが求めているものだ」と強く言ったから、おかげで他の候補者もそこに寄せざるを得なかった。そういう所を安倍さんは言っている。既存のメディアは「安倍さんはクイーンメーカー(キングメーカー)になろうとして、自分の権力維持の為に高市さんを推して来た」と言ってるけれど、それは全く的外れと私は思う。この選挙戦の間に安倍元総理と何度か話したが、安倍さんがこんなにピリピリする事があるんだなという位、ある種すごいテンションだった。ご自分の総裁選の時でももっとのんびりしていたのに。で、これは何かなと。勿論、高市さんが総裁選に出るのに十分で無いところがあるので岸田さんに比べて準備面で心配なのかなと思ったが、安倍さんの言葉からものすごい危機感と切迫感を感じた。ここでやっぱり自民党保守政党としてのアイデンティティを取り戻して、日本のこれから行くべき道に対してハッキリとした道筋を見せないと、大変な事になるという感じを受けたんですが、メディアは、それこそ安倍さんが次の世代の元老になるべく、院政を敷くかのような事しか言わないが、いや、そうじゃないなという感じ。また安倍さんは電話した時にこうも言った。「もし、ここで女性首相が誕生したら世界的なニュースになるよ」と。これは単に、選挙の顔としていいとか、或いは広報戦略というようなちゃちな話ではなくて、いま日本がどういう状況にあるか、中国というモンスター国家が隣にあって、台頭して来ていて、世界がその中国を中心にした陣営と、自由主義の陣営とで新たな冷戦を始めてるわけですよ。その中で日本は中心に立たなければいけないんだ、あるべき方向を世界に対して示さなくてはいけない時に、日本からの発信は圧倒的にさん然としたものでないと、という意味だろうなと感じた。

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多くの新聞社・メディアが、安倍さんが高市さんを推した思惑として、本気で推しているのではなく、河野さんと岸田さんの決選投票に持ち込ませて、岸田さんを勝利に繋げる事だったと解説している。でも、そういう私心は無くて、自分と同じ価値観・国家観を持つ高市さんをここで推さなければ保守政治家としてダメだと。いろいろなところで言ってますが、目をかけた稲田朋美さんがLGBT夫婦別姓などに走って、自民党のコア層が離れたわけです。それに関して忸怩たるものがあるはず。自分を支持してくれていた人達も自民党から離れたと。それを戻さなければという思いがすごく強かったんですよ。皆さん間違っているのは、「保守」という安倍さん的な立ち位置の人は自民党でマイノリティ、常に戦って来た人達。森さん、安倍さんが所属する清和研が政権につくことが多くなって、それが普通の感じで来たが、ご存知の通り、自民党は右から左までいて、現状では恐らくセンターレフトが2/3はいる。産経新聞の阿比留記者がよく書くように、自民党のリベラル化を危惧している。だから「劣勢からの挽回」のノリで本人はやってたから、スイッチがすごい入ったんですよ。

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「悪夢のような」ではなく、「悪夢の」でいい。これは立憲民主党をコケにしているんではなく、自民党の体たらくを嘆いている。このまま地盤沈下すると、みんなが積極的に選択しなくても野党が政権を取りますよと。その野党とは、立憲民主党だけではなく、共産党も入って来ますよ、という話なんですよ。それを皆さん、肝に銘じてわかれというメッセージを込めて、この見出しにしました。

さっき田北真樹子さんが阿比留記者の言葉を引いて「自民党のリベラル化」と仰ってましたが、自民党は90年代から、何回かの波の中で”赤化”していった。自称リベラルの人たちは本当に言葉巧みなところがある。自民党の中にそういう勢力が浸透して行き、どんどん絡め取られて、自社さ連立もひとつのキッカケ。元老たちはいなくなったが浸透は絶え間なく続いている。LGBTなど、暴走があるのもリベラルの人たちの口の上手さに騙されて、あらゆる人達を包摂するのが保守ですよという、よく分からない言葉で包み、非常に危険な法案、しかもLGBTの当事者の多くさえ望んでいないようなものを自民党が通そうとするという、つまり内部が食い荒らされている。

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