Ch桜大学『人類とウィルス 歴史からわかること』

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【Ch桜大学】人類とウイルスの歴史から分かること - YouTube

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林千勝:前回は、近衛文麿から太平洋問題調査会の話に移りまして、そして、太平洋問題調査会とロックフェラーの関係の話を深掘りし、「ロックフェラーとは何か」という話の文脈の中で、このロックフェラー医学研究所、そしてここが非常に力を入れて取り組んでいたウィルスの問題等に入ってきている、と言ういうことですね。

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これは疫病がどういう風に、この世界で発生したパンデミックを起こしてきたかを示すイメージ図です。右側に時間軸がありまして、近年に来るほど目盛りが大きくなってますね。ですから、この近い方は見た目以上に非常に密集していると。要するに、時代が現代に近づく程、疫病、インフルエンザとか、コロナとか、その他の病気が密集して発生するようになっているということを示しているんですね。で、各々が、そのウイルスや細菌をイメージしてまして、大きさは、その病気による死亡者を表します。例えば、この緑色の大きいのは、1918年からのスペイン風邪で、パンデミックでの死者が、大体4000万人から5000万人と言われていますね。この紫色の大きいのはAIDSですね。1981年から発生、現在も続いてますね。死者が約3000万人と言われてます。それから分かりやすいのは、真ん中の現代ですね。2019年からCOVID-19、新型コロナですね。だいたい500万人くらいの死者になっていると。

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5000万人 スペイン風邪 
3000万人 AIDS
  500万人 新型コロナ

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例えば、1300年代では黒死病。それから黄熱病。これは1800年代ですね。1870年のスタンダードオイル創業を入れてまして、前回お話したように、この莫大な富でもって、いろいろな分野にですね、慈善事業(フィランソロフィー)としてマネーを投下して行くと。ロックフェラー財団が司令塔になって、マネーを投下して行くという体制も次第に作っていくわけですけれども、特にロックフェラー1世が力を入れていた、関心を持っていた大きな分野というのは医学であり、それから、公衆衛生部門なんです。

ロックフェラー1世のお父さんが医者だったという話は、前回しましたね。まあ、彼らの側が言ってるので悪口じゃないんですが、ニセ医者ですね。犯罪者で、原油を癌の患者に売りつけて大儲けして、転々と名を変え、住まいも変えて、捕まらずに何十年もそのニセ医者ビジネスをやっていたという話ですけれども。ロックフェラー1世の方は石油で蓄えた莫大な富で、この医学分野に本格的に、研究と、そして治療や薬の分野に入っていくわけですね。ということで、1901年ロックフェラー医学研究情報が設立されてました。先ほどの写真ですね。日本の野口英世は、ここの部長になって非常に有名になりますね。ノーベル賞候補にもなったと。

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そして1916年にロックフェラー財団が、今のコロナの問題でも、非常に有名な司令塔になっている、世界的司令塔になっているジョン・ホプキンス大学に、公衆衛生学校を作って、それを寄贈してるんですね。ですから、ジョン・ホプキンス大学のこの公衆衛生の指令センター機能は、ロックフェラー財団が作って、今に続いているということがわかりますね。(続きはCh桜大学にて)

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