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「財界首脳のコメントは苦悩に満ちていた」ということです。
ビジネスと人権ならビジネスということなんでしょうが、ビジネスが成り立たない状況になると思いますよ。もうちょっと先を見て考えたらよろしいんじゃないの？ビジネス界の人に言いたいのは、今はそれでいいと思っているのかもしれないけれど、これからは例えば、ウイグル原産の物は駄目とかね。そういう流れになったら大丈夫ですかと。
今の政権とか自民党の中で、岸さんは結構きちんと（中国に対して）言っておられるから、こういうのは紹介しておかなくてはいけないかなと。他の人言わない人が多いんだけど、岸さんは前から。防衛大臣としてもすごく立派でね。その関連で言うと、日米で2+2（防衛・外務）というのがあるんですが、来年の1月に開催予定だったのが急にオンラインになってしまった。岸さんに対してはアメリカの信頼があるんだけど、外務大臣の方がちょっと、という感じなんですよね。更に日米首脳会談がずっと無いでしょ？役人としてはものすごく異例。だって、日米首脳会談はどの政権にとっても最優先事項。政権を取ったら一番最初にやる。アメリカ大使もこれ仕事だからやらないと大変。今までの政権を調べたらわかるけど、絶対に三か月以内。岸田さんは10月だからもう三か月経ってる。これがやれないのは物凄く不思議。バイデンが忙しいという理由ですが、前の菅さんでも二回はやってる。アメリカがいろんな理由をつけて引き延ばしてるのはおかしい。普通は、今の情勢を考えると日本が一番の同盟国だから、特に台湾の話は大変だから、日本は最優先のはずなんですよ。それなのに会わない。アメリカのシンクタンクは岸田政権を親中内閣と認めてるらしいですね。優先順位が低くなって後回しにされてる可能性がありますね。
新聞を見ていても、左系の朝日と毎日は”親中派”という百田さんのお話ですけど、実は右寄りである読売新聞も、ナベツネが非常に岸田さんを好きなんですよ。開成高校で一緒でしょ。「岸田さんを総理にする会」やってたし。ナベツネということは後ろに財務省もいるでしょ。だから、ものすごくサポートが多いんですよ。持ち上げてもらえて支持率が下がらない。
いま本当に大変ですよ。岸田政権に対して「これどうやねん」「何とかせなあかんで」と。親中の話も、国内の話も両方あって、ちょっとこれすごいよ。恐らく両方が連動してるんだよ。みんな危機意識が大変。政府内、或いは、自民党内でいま相当、危機感が強いと思う。もっといろんな人がこの危機感を共有した方がいいと思うレベル。ただ問題は、今日の番組内でも言いましたけど、地上波が岸田さんをすごく盛り上げてる。おかしい。こんなにチョンボがあるのに何で？と思う。本当は「危機的な内閣」なんだろうね。テレビも新聞も、そういうことを国民に出来るだけ知らさないようにしてますよね。
