【桜無門関】馬渕睦夫 第35回「ウクライナ危機は国家と戦争の民営化演習？
結果的にはこのウィルス騒動で、国民の統制とか、情報管理とか、こういうものが徹底化したというのは間違いないですよね。ひとつ来る事がハッキリしているのは「食糧危機」メジャーどころが食料を押さえてますからね。これからそれが大変になると。日本は40％も自給できないわけでしょ。中共はたぶんそれを知ってて買いあさってるわけですね。北海道の農産物が全部中国に持って行かれてる。ニトリが専門にやり始めましたからね。日本は食料危機になる危険があるわけですよ。自分で育てた物を食べられないというね。そんな馬鹿な事が起こりうるんです。このまま行けば。
能天気な人が「そうなったら”外国に輸出してはいけない”という法律を作ればいい」と言うが、人権非難決議も出来ない国がそんな法律を作れないでしょ、今の状況ではね。マスメディアや新聞が今回如何に役に立ったか。病気とか災害はネットよりメディアの情報を見ると。旧メディアが恐怖を煽り立てて大成功したというね。我々の発言も、政府やWHOの見解と違うことを言ったらBANするというのも、シャットアウトしたかったと。ネット上の別の意見をね。
非常に重要なご指摘、もうひとつの意味は「民営化」、世界の民営化。言論弾圧をしてるのは民間会社なんです。政府は出来ないから。憲法があって出来ない。日本も、アメリカもね。でも民間なら出来る。民間だから言論封殺できる。それに対してみんな文句が言えない、営業だから。我々の方針だからと言われるとね。ジャック・アタリが言ったように「いずれ国家は民営化される」という意味が段々わかって来た、と、こういうことなんですよ。これからはそういう人たちが支配する世界とね。民間企業が政府を使って支配する。国家統制とかは国がやらないといけないけれども、つまり今まで、国が民間にどうだこうだと言っていたのが逆になって、民間というかグローバル企業ですよね。或いはその後ろにいる金融資本。支配構造が近代と逆転しているというか、ジャック・アタリも「これからは政府、国家も市場の意向を気にせざるを得ない」と。大企業がこうだと言ったら聞かざるを得ないと。規制など、汚れ仕事は国にやらせる。自分たちはその背後に隠れて、国を使ってコントロールすると。
中国共産党も国家を使って人民を支配してる。共産党はロシア革命から同じ。民間企業で政府が無いんですよ。政府や国家よりも上にある。ということは共産党は何ですか？公的機関ではないわけです。私的機関が公的機関を支配していた、国を支配していた、それがソ連であり中共。東部ウクライナ自体がもう民間の傭兵。そういう意味ではロシアの正規軍も、ウクライナの正規軍も、完全にはコントロール出来ないです。ウクライナ軍の意向に従わない傭兵が入ってるんですよ。民間の軍事会社が軍活をしている。東部の紛争は民間の軍事会社同士が戦ってるという側面が強い。これからの戦争は、どうもその意図でやらされる、戦争を起こされるという感じ。ウィルスが終息すると食糧やエネルギー、（構造の）再編が進んでいる。日本が大東亜戦争を起こさせられたように、ロシアが追い込まれる。そういう世界を現に作ってますよね。
