北京冬季五輪第8日の11日、スノーボード男子ハーフパイプ決勝が行われ、平野歩が96・00で金メダルを獲得した。ソチ五輪と平昌五輪の銀メダルを上回り、悲願を達成した。
(記事抜粋)金メダル獲得後、歩み寄ったのはライバルであり“レジェンド”ショーン・ホワイト。自身は4位でメダルに届かなかったが、平野歩の両ほほを触りながら、笑顔で声をかけた。平野歩も感無量の表情を浮かべた。ホワイトは「歩夢の滑りを見て、本当に良かったと思った。ここで応援できることを誇りに思う」と祝福。平野歩は「ショーンも相変わらずチャレンジし続けて、最年長で僕には経験できないことを見せてくれ、刺激的。彼にとっても、かなり大きいチャレンジだったと思う」と敬意を示した。
この様子を中継したNHKで、平野歩の決勝3回目が始まる直前にサブチャンネルに切り替わった。このことはネット上で話題となり、ツイッターには「サブチャンネル」がトレンド入り。NHKへのメッセージである「#NHKメッセージ」のハッシュタグ付きで、「最後の最後でサブチャンネルに切り替わってしまい、いちばん良いところだけ見逃しました」「人類史上最高の演技を平野選手がする中、人類史上最悪のタイミングでサブチャンネルに切り替えるNHK」「1時間半フルで決勝見たのに最後の平野歩夢だけ見られなかったんですが...滑走直前でサブチャンネル切り替えはキツすぎる どうにかなりませんか」などの声が相次いだ。