米大統領報道官に初の黒人女性「多様性尊重」
バイデン米大統領は5日に声明を出し、ジェン・サキ大統領報道官が13日に退任して、後任にカリーン・ジャンピエール大統領副報道官を昇格させると発表した。サキ氏によると、ジャンピエール氏は黒人女性として初めて、また性的少数者(LGBTQなど)であることを公言している初の大統領報道官となる。大統領報道官は外交や内政などの政府見解を毎日の記者会見で説明する政権の「顔」の役割を担う。バイデン氏は、ジャンピエール氏の起用で多様性を尊重する政権の姿勢をアピールする狙いがある。
島田洋一:黒人で女性云々に何の意味もない。副大統領カマハリが最悪の実例。新味もない。トランプ政権も国防総省報道官に黒人女性を起用していた。筋金入りの反中派だった。重んじるべきは実力と人間性のみ。
飯山陽:ホワイトハウスの新しい報道官は「初めての黒人」であり、あるいは「初めての同性愛者」なので「感動的」らしい。今のアメリカにおける「政治的正しさ」を象徴する人事にして紹介の仕方。女性、黒人、同性愛者と三つの「被抑圧者」要素を併せ持つ人は、インターセクショナリティー的に上位に置かれる。
"She will be the first black woman, the first out LGBTQ+ person to serve in this role, which is amazing because representation matters and she will give a voice to so many."
— The Hill (@thehill) 2022年5月5日
Press Secretary Psaki introduces the new White House Press Secretary Karine Jean-Pierre. pic.twitter.com/T72iO5INQG