【朝日新聞】日中ビジネス往来、月内再開へ 短期なら2週間待機なし
中国の王毅国務委員兼外相が24日来日し、茂木敏充外相と会談した。菅政権発足後、中国高官が日本を訪れるのは初めて。両氏はビジネス関係者の往来の月内再開で合意した。一方、延期となっている習近平国家主席の国賓訪日について、日本政府は「やり取りはなかった」としている。合意したのは双方が入国後の2週間待機なしで短期出張者を受け入れる仕組みで、シンガポール、韓国、ベトナムに続いて4カ国目。共同記者発表で茂木氏は「日中経済の活性化と相互理解の促進につながることを期待する」と述べた。
王毅:事実として日本漁船が魚釣島の水域に入る事態が発生しています。これに対して我々、中国側はやむを得ず必要な対応を取らなければならない。我々の立場は明確です。我々は引き続き自国の主権を守って行きます。(動画)
早見雄二郎(株式評論家):日中外相会談で尖閣諸島を中国に奪われるのを暗黙に了承したということは、これからの日本が中国の属国になる道を選ぶ歴史的な選択の瞬間とも言える。大多数の国民が事の重大さに気づくのはもっと時間が経ってからだろうが、歴史の歯車が大きく動き出した。私は安倍政権が終わったら、中国は本気で尖閣諸島を奪いに来ると言い続けてきた。全面戦争で犠牲を出さずに無血で尖閣諸島を占領出来るのが最良の策であり、中国は外交で事実上尖閣諸島を手中にする大成功を収めた。あとはいつ進駐するかだけだ。
21世紀の日本を「多様性のある多民族社会」に変える。