TOLAND『日本人が知るべき〝狂った世界の構造〟を暴露』

全ての日本人が知るべき〝狂った世界の構造〟を暴露します。

「信用創造」これは銀行がお金を貸す時にお金を作れてしまうという仕組み。大抵の人が、日本銀行がお金を発行してると思ってるんですよ。そもそも「日銀券」自体は、国立印刷局ということろが印刷してますけど、実は、お札はいくら刷っても一円も増えません。

例えば一兆円を刷ったとして、それは誰のものですか?儲けになってはいけないから、日銀でも、政府でもない。物騒だから日銀に預けて、天から借りたことにする。

実は、バランスシートを見ると、日銀のところに「発行済み現金120兆」と書いてあるんだけど、今の現金も日銀の借金なのね。でも借金の相手はいないわけよ。いると、その人が「返せ」って言うじゃない?お札を一兆円刷りました、日銀の借金です、金庫の中にあります、誰のものでもないから誰も使えない、誰も使えないお金は「お金」って言わないじゃん?だから、お札を作っても一円も増えない、取りあえずただそこにあるだけ。

みんなが、要するにお金を刷れって言うことは、みんなのお金を増やせということだね?これ「マネーストック」というんだけど、みんなの認識しているお金の総量、ほとんど預金でしかない。企業・団体・個人、みんなのお金を全部足すと1200兆くらい。その中で現金がどれだけかというと、約120兆程。それ以外は実は、預金としてしか存在してないの。だから、預金通帳に書かれている数字が9割で、現金として存在してるのは1割くらい。それでやって行けるのは、皆がそんなに(お金を)下ろしに行かないからね。下ろしに行くと(現金は)無いから今の仕組みは潰れる。よく取り付け騒ぎってあるけど、「ヤバイ!あの銀行無くなる!」と、みんながワーッと行くから無くなる、元々無い。

自分の預金を増やすことが「お金の発行」で、誰がやってるかというと民間の銀行。100万円を借りに行くと新しく通帳をくれて、そこに100万と書かれる。日本中の誰の預金も現金も減らない、新しい預金によって作られちゃってるわけよ。書かれている数字の大元には、その数字を作った借金が存在していて、じゃあ、その借金を返すと何が起きるかと言うと、相殺されてお金は消える。もし頑張って借り切って、誰かに送金するとその人に100万円増える。自分の残高はゼロ。期限が来たら誰かから取り返して来ないと借金を返せない。いつ返しても一緒で、お金を借りて、銀行がその数字を印字して、それが回されると世の中のお金を増やすんだけど、また返すと消える仕組みになっていて、今のお金は「預金」でしかない。借金を消すとお金が消える仕組み。何故お金が無くならないかというと、他の誰かが新たな借金でお金を作ってくれる、巨大な自転車操業。で、問題は元本だけ返せばいいんじゃ無いよね?という話。金利が付くから。

借金作って、両方に利息が付くから増え続ける、これ続く?日本なんか人口が増え無くなって、同じ人たちで借金を増やし続けようって誰が借りてくれる?しかも残念ながら、この仕組みは世界中でやってるんですよ。で、お金だけ増えても仕方が無い。価値も増やし続けないと。ということは無限の経済成長が必要になるわけですよ。

続けないと回らないから環境破壊とか資源の枯渇とかが起きて、SDG'sとか言い出してるんですよ。これサステイナブル(持続する)じゃないから何とかしなきゃいけないのに。仕組みがそもそも無理あるし、結局、お金の発行の仕組みを変えるとは書いてないわけ。そこを抜かしてるのか、わざと。(中略)世界中の政治家が「経済成長!経済成長!」と言っているのは、それをして行かないと金融システムが正当化できないので。でもこれ、限界迎えてませんか?という。今とてつもなく世界中のお金と借金は増え続けていて、ドルなんか凄い事になってるよね?

青:マネーストック
借金の無限ループ継続で理論通りになりましたという結果。

緑:国内銀行の貸出残高
日本の銀行から民間に対する貸出残高
借金でお金を作っているから並行して上昇、バブル崩壊から横ばい。

オレンジ:GDP(国内総生産)
経済成長が無くなると新たな財の生産と消費が鈍化。
生産しても売れなければ借金を返せない。
銀行も安心して貸せなくなる。

*バブル崩壊、経済成長ストップで民間に対する借金は増え無くなったというデータ(出典:日銀データ)

赤:国債残高
政府の借金がお金を作って来たという実証

(続きは本編動画にて)

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