「郵政民営化」とは何だったのか?

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国民新党の森田高政務調査会長

郵政民営化というのは、小泉(純一郎)さんが考えた政治でもないし、竹中さんが申し立てた概念でもない。これは1993年以降の、合衆国の年次要望書に「郵政民営化やれ」という話が出て来た。歴史的な事実として非常に有名になってきてますけど、要するに93年というのは、湾岸戦争の後で、戦費調達が上手く行かなかった合衆国のクリントンさんが金が欲しかったと。その時に米国債を日本にいっぱい買わせてたけど、当時は30兆円ぐらい、今は100兆円ほど買わせられてますけど。それだけでは足りないから「日本、他に出せるものないか?」という話で郵政民営化を言って来たわけですよ。その当時の郵政というのは350兆の資金残高がありましたから、世界最大のメガバンク、メガカンパニーですね。保険においても100兆円ありますから。そういうものを、いわゆる資金の運用を合衆国に飛ばせ!という話から始まっている問題。で、結局は4分社化されて、「銀行と保険の株式を100%売り飛ばせ」という法律を竹中(平蔵)さんが作るわけですね。売り飛ばせというのは「何処で運用しようが自由ですよ」という事になってくるし、現実、西川さんの体制ではゴールドマンサックスという投資銀行から運用代理人が日本優勢に入って来ました。300兆円の資金の差配を、特殊会社であっても「日本国民」ではなくて、コールドマンの代理人がお金を飛ばす権限を持ったわけ。斎藤さんは今、天下りとかで叩かれているけれど、斎藤さんの体制になってゴールドマンの運用人はどうしたか?と聞いたら、速やかに駆逐しましたと言っておられた。

 

jp.reuters.com

 

国民コメントより抜粋:

◆旧郵政省を古臭く「利権の温床」の様なイメージを持たせて郵政民営化を訴え、郵政民営化を国民的議題に誘導し、アメリカ合衆国による日本の「資産略奪」作戦を実行した・・・というのが郵政民営化の正体◆いまだに切り売りされている日本郵政株式の3次売却に、海外枠ではゴールドマン・サックスメリルリンチ日本、JPモルガンの証券の名前が挙がっています。現在進行形で郵政民営化の問題は続いています。

 

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