🟠赤坂ニュース『ウクライナ - 支援のあり方を考える』

赤坂ニュース#017 ウクライナ~支援のあり方を考える~ 山口敬之

山口敬之:今回、2月19日に行われたものは、まず名前が異常なんですね。「日本ウクライナ経済復興推進会議」、なんで日本とウクライナで、終わっていない戦争、紛争の復興を語るんでしょうか?「今ここ直しましょう」「このインフラ直しましょう」「通信直しましょう」「高速道路直しましょう」「上下水道直しましょう」またロシアは壊すでしょう?だって今壊れてるんだから。まずその”素朴な疑問”を皆さんに持っていただきたいんですね。こういうものをやる時には、日本の場合はマルチでやるんです、普通。例えばG20とか、G7とか、何故かと言うと、日本は戦地にお金を出せないんですよ。自衛隊も出せないんです。自衛隊を出せるのは停戦・休戦した後の復興支援なら出せる。例えばカンボジアPKO。僕も現場に行きましたけど、停戦で合意しない限り、日本は何にもできない。それなのになんで今、戦争しているウクライナについて日本とウクライナで復興支援会議をやるんですか?これ、いかに異常なことかという事に皆さん、まず気がついて欲しいんですね。

これも理由ははっきりしていて、去年の5月にバイデンと首脳会談をさせられた岸田文雄という人が、バイデンに「お前、ウクライナ支援しなかったら、台湾有事の時、沖縄有事の時、誰も手伝わないぞ」と言われて、「分かりました」と答えたんです。これ、なんで僕知ってるか?バイデンが演説で言ってるからです。「岸田に言ったら分かりました」という、ただ「色々応援してください」、だから今度、岸田は4月に、国賓待遇でホワイトハウスに招待されましたね。岸田文雄という人は、日本の有権者の税金、何兆円かを使って、ホワイトハウス国賓待遇で行くんです。戦後、最も高い訪米ですね、僕に言わせれば。で、まずこの枠組自体が極めて異常であるということ、停戦もしていないということ、しかも、なんでバイラテラルの日本とウクライナなんですか?ということ、本来マルチでやればいいでしょ?それから今回合意された、瓦礫の撤去、インフラ整備、これ上下水道、交通網、通信網、これ壊したのロシアですよ。一方的にロシアが壊したもの。なんで日本人の税金でロシアが壊したものを直さなきゃいけないんですか?おかしいですよね?これ、参政党さん、国会で質問してください、おかしいから。

で、これ質問したら答えられないから。なぜか?日本は太平戦争が終わって、ポツダム宣言を受諾して、戦後賠償金いくら払ったんですか?ドイツはいくら払ったんですか?これこれ壊したからそれ直す分ですと言って、巨大な賠償金を払わされましたね?じゃなんで、今回ロシアはゼロ円なんですか?なんで日本の税金を払うんですか?いつもずっと「ロシアが悪だ悪だ」と言い続けてる新聞やテレビは、なんでこの時、ロシアに「金出せ!」って言わないんですか?おかしなことだらけなんです。

でも、日本の大手メディアは、岸田文男がかしづいてるバイデン政権の背後ににいる人たちとくっついちゃってるから、この巨額ウクライナ支援にNOと言えないような報道をし続けてるわけです。ここに楔を打ち込めるのは、もはや国政で言ったら参政党さんぐらいしかないでしょう。そこは、まあ神谷さん1人で国会議員やってるから大変だけど、もっと強い声をあげてほしいというのが私の希望ですね。こんな狂った復興支援会議は、日本の戦後初めてです。もう本当に怒りというか、もうなんか、本当に絶望というか、そういったものも感じてしまいますけど。

山口敬之:世界中で日本ほど敵の少ない外交が展開できてる国というのは殆ど無いんです。だって最も凄惨な戦争をしたアメリカが最大の同盟国になってるわけでしょ?それ以外の国々は、特定なアジアの国を除いては、日本についてものすごい新日感情が、どこ行ってもそうです、基本的に。そういう意味では、ウクライナとロシアが戦争したからといって、ウクライナだけを一方的に支援するということが、日本とロシアの関係を危いものにしてるってことは、これはもう間違いないですよね。その歩留まりというのは、その時々の総理が決めるものです。ところが今の岸田文男というのは、バイデンの奴隷だから。バイデンは反ロシアだから。バイデン政権の背後には、ウクライナユダヤ人のアントニー・ブリンケンという人がアメリカの外交のトップをやってるわけですよ。国務長官、そして2つ下の国務次官にビクトリア・ヌーランドという、この人はウクライナ戦争の黒幕と。みんなが知ってます。この人も、ウクライナ系のユダヤ人です。こういう人たちの指示通りに岸田が動けば、日本はアメリカと全く同じ道行きを行ってるという事になっちゃう。日本の国益じゃなくて、アメリカの国益に寄り添ってるってことになる。だから、日本の税金でウクライナの復興支援をさせられる、何故か?

アメリカは、議会通らないんですよ。ウクライナ支援。下院を共和党が取っているから。なんで日本人の税金をウクライナに払うんですか?今回いろんな項目が混ぜ込まれているけれども、ウクライナの、お年寄りの年金の基礎部分を、日本が支えるという項目も入ってます。日本の年金すらこの先どうなるかわからない、若い人が年金に期待できないと言ってる中で、なんでウクライナの人の年金、僕たちがカバーしなきゃいけないんですか?それから、ウクライナの人の国家国務員の人件費、これなんで僕らがカバーするんですか?ロシアに払わせなさいよ。そういう話が、国会の質疑で出てこない。日本は国会も実は死んでるんです、この件について。

なぜかと言えば、アメリカの民主党政権に隷属しているのが「安全・安心・安泰」なんだ、という自民党と、アメリカの民主党と、その背後にいる勢力と、同じ株主とかが牛耳っている、そういう組織が日本のメディアも牛耳ってるから。こんな当たり前の議論も、国会ですら出てこない。狂気の沙汰ですね。

吉川りな:国会の中でも起きないその狂気の沙汰が起こっている、そして、私たちも「復興支援のための推進会議」と言われても、誰も違和感を感じない、テレビ見てる人たちも。そこは”メディアの洗脳”があると思うんですけれども、その”メディアの洗脳”っていうのは、歴史があるんでしょうか?

 

*続きは本編にて・・・

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