日米同時公開『トップガン マーヴェリック』

Top Gun: Maverick (2022) - IMDb

『トップガン マーヴェリック』失った命に想いを馳せて
トップガン』(1986年)の監督トニー・スコットが2012年に自死したとき、同作の続編企画はこれでもうダメになったと誰もが思った。ところがみずから続編の製作権を握っていたトム・クルーズはまったく諦めておらず、そのあと10年の歳月をかけて続編『トップガン マーヴェリック』は世に問われた。前作が公開された1986年から、なんと36年もの歳月が経過している。通常のシリーズ映画は第1作が公開されてから第2作が製作されるまでこれほどの時間を要することはない。この長い時間経過はトム・クルーズの同作へのこだわりの強さゆえであるし、またトニー・スコット監督の死を克服して企画進行が健在だったのもトム・クルーズの執念だろう。

43億円突破で洋画No.1間近!
現在公開中のトム・クルーズ出演スカイアクションムービー『トップガン マーヴェリック』が、6月12日までの17日間累計で動員数2,839,650人、興行収入は4,373,328,300円を記録したことが分かった。公開11日目ですでに累計興収30億円を突破していた本作。公開3週目をむかえてなお、猛烈な勢いはとどまることを知らず、土日2日間では動員:417,955人/興収:669,128,700円と、前週比88.3%を達成。引き続き、2022年公開の洋画最速ペースとなっており、アメリカを除くインターナショナル興収は、イギリスに次いで第2位に浮上。近日中には、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の約45.5億円(6月13日現在)を抜き、2022年公開の洋画No.1が射程範囲に迫っている。

にほんブログ村 ニュースブログへ