『非対称の超限戦』相手は情報空間にアドバンテージ

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デイブ・ラマスワミー「超限戦」は多くの側面をカバーしている。中国共産党は、軍事力、人材の質、特に技術と材料の面ではまだ米国に遅れていることを十分認識している。しかし彼らは情報空間にアドバンテージがあることを発見した。欧米の政策決定者がまだ理解していない事が一つあると思う。それは「軍民統合」の概念だ。中国共産党はどのようにして、軍を通じて多数の企業を買収し、所有していたのか。彼らはこれらのリベート資金を使い、またはブラックボックス・プロジェクトを遂行できる。また欧米からは大量の技術が盗まれている。これにはヨーロッパとアメリカの技術が含まれる。(毎年盗まれる知的財産は6000億米ドル)中国共産党と欧米の大学の「千人計画」、彼らの多くは米国司法省により起訴されている。その中には企業スパイもいる。一部はサイバーハッカーだった。

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しかし超限戦と言えば、もっと重要な事を言わなくてはならない。これは「非対称の超限戦」だと思う。例を挙げよう。中国共産党は国内で全てのハイテク企業のプラットフォーム利用を禁止した。TwitterFacebookGoogleは全て無効になっている。彼らはまた全ての主要メディアもブロックした。ニューヨークタイムズBBCなど。西側の全てのメディアはブロックされている。しかし米国の大手ハイテク企業のプラットフォームでは中国共産党は許可されている。相手の様々なプロパガンダが米国やヨーロッパにはフルアクセスで入り放題なのだ。その為、情報の非対称性をもたらす。昨年のパンデミックで何が起こったか。私はこのウィルスを「意図的ではない生物兵器」と呼んでいる。言い換えればウィルスが生物兵器でなくても生物兵器の特徴も持っている。190か国をシャットダウンさせた。死亡と長期的な痛手を引き起こすことに加えて、莫大な経済的損失を引き起こした。非対称性の話に戻ると、ここでは中国共産党生物兵器だけではなく、情報兵器も使用している。殆どのヨーロッパ諸国、インド、アジアの一部の地域、南アメリカでは、中国共産党ツイッターボットや五毛党が至るところに存在しており、長期的なロックダウンの必要性を戦略として広めている。本来のロックダウンの意図を忘れてはいけない。病院への負担を軽減するためだ。しかし、それは長期的なロックダウンに発展し、何か月も続いた。これは殆どの国を麻痺させるだろう。

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