2022.09.12 虎ノ門ニュース

00:11:35   沖縄知事に玉城氏再選 辺野古移設反対訴え
日中 偶発的衝突に懸念 尖閣国有化10年
尖閣周辺に中国船 6日連続
00:51:33   中国 米議員団訪台に反発 対抗措置も示唆
01:23:36   石平コーナー「CHA 中央情報局」
01:48:27   安倍氏国葬「行政権の範囲内」岸田首相
エリザベス女王国葬は19日
01:58:49   インド太平洋に新秩序形成 IPEF閣僚会合

日本は中国からやられた事に対して、それを受け入れてるわけじゃないんだけども、ちゃんとそれを押し返して抗議、対抗しなきゃいけなかったんです。一番最初に現れたのが、この1992年に中国が、尖閣諸島が中国領とする「領海法」を作るわけですよ。で、日本は「抗議した」とはなってるんだけども全然ダメ。その後、2008年の5月には、胡錦濤主席が日本を公式訪問するんですよ。その時に福田康夫総理と会うんですけど、「戦略的互恵関係の包括的推進に関する日中共同声明」に署名し、「今や日中両国が太平洋地域、及び、世界の平和、安定や発展に対する大きな影響力を有し、厳粛な責任を負ってるとの認識で一致した」と。これ、外務省のホームページを読んだんですけどね。「しかし、その半年後の同年、12月8日、中国公船二隻が突如として、尖閣諸島周辺の我が国領海内に初めて侵入し、云々」「その時の事象を持ってして、日本政府は中国公船が我が国の主権を侵害する明確な意図をもって航行し、実力によって現状変更を試みるという尖閣諸島を巡り、従来には見られなかった中国の新たな姿勢が明らかになった」と書いてる。そうしたら、日本は何が起こったかというと、2009年に民主党政権が誕生。2009年の9月に正に中国人の船長、あの衝突事件があった。で、その時に、菅直人内閣はあの船長を返しちゃうわけですよ、中国に。その時に日本政府は、まあ、これは最近いろいろと防衛関係者とかに話を聞いてると、皆さん言ってるのは、やっぱり民主党政権の時に日本政府は「何もやるな」という指示が出てたわけですよ。それに近い主旨で。中国の船が来ても積極的に対抗しろという指示はしなかったわけですよ。で、それで、2012年の12月に安倍政権になった。2013年の冒頭に安倍さんがその内容を聞いて、安倍さんは速攻で「対応しろ」と指示するんですよ。だから、当時の事を知っている防衛関係者の人たちは「安倍さんがいなかったら尖閣は取られていた。日本は救われた」という風にやっぱ言ってるんです。2013年、これはもうマズイということで対応を変えたと。それ以降も領海侵入の数とかは減ってないし、もう今は、常時船がいるという風になってるんだけども、まだギリギリのところまではとどまっている。勿論、問題はいっぱいあるんですよ。でも民主党政権だったら(段階を)すっ飛ばされて今頃は尖閣は中国になっていたんじゃないかと、皆さん仰っているんですよ。

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