水際対策も腰砕け?抗議を受けて政府が方針転換

Image Source: https://youtu.be/M5FMKUmR9l8

香港便、中国本土の渡航者いなければOK
2022.12.29 朝日新聞
日本政府は29日、中国から日本への直行便の受け入れを4空港に限るとした水際対策強化について、香港からの直行便は、中国本土の渡航歴(7日以内)がある乗客がいないことを条件に、札幌など4空港以外にも就航できると発表した。訪日旅行ブームが起きていた香港で批判が高まり、撤回に追い込まれた形だ。

 

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政府、香港線停止の要請を撤回へ 那覇直行便 業界の反発を受け
2022.12.29 沖縄タイムス
政府が、香港の航空会社に対して求めていた那覇-香港路線の停止要請を撤回する方針を固めたことが28日、複数の関係者への取材で分かった。岸田文雄首相が27日に発表した水際対策の強化に対し、県内の観光業界などから批判が相次いだことを受け転換した。29日昼過ぎにも、内閣官房のホームページなどで詳細を発表する見通しだ。岸田首相は27日、中国政府の「ゼロコロナ」政策の終了を受け、感染者の大量流入を防ぐため、中国、香港、マカオ発の直行便の利用空港は成田、羽田、関西、中部に限定すると発表。30日以降に新千歳、福岡、那覇の3空港と香港直行便の運航を取りやめるよう要請していた。県内の香港路線は10月に2年7カ月ぶりに再開したばかりだった。海外からの観光客数回復を期待していた県内の観光業界は突然の運航停止要請に強く反発。沖縄観光コンベンションビューロー(下地芳郎会長)など5社・団体は28日、国に対して停止要請の撤回を求めていた。

(記事冒頭)国土交通省が香港の航空会社に対し、那覇空港を含む3空港と香港を結ぶ便の運航を30日以降とりやめるよう要請したことに対し、28日、県内の観光関係者らは撤回を求める声を上げた。要請を受けて、香港航空と香港エクスプレスは30日以降の対応について検討を続けた。沖縄観光コンベンションビューローの下地芳郎会長らは28日、県庁を訪れ、運航取りやめ要請の撤回を国に求める要請書を宮城嗣吉文化観光スポーツ部長に手渡した。宛先は玉城デニー知事。

白川司(評論家):
せっかく沖縄・福岡・札幌で香港便を止めたのに、沖縄は受け入れるそうだ。旅行業界といえば、バックに二階さんがいるしな。2020年のコロナが北海道と沖縄で先行して広まったのを忘れたか。

門田隆将(作家):
香港からの直行便利用空港を成田・羽田・関西・中部に限定した日本。だが香港側は「このような旅行シーズン中に非常に失望した」と撤回要求。抗議受け日本は7日以内に中国本土への渡航歴がある乗客がいない事を条件に4空港以外にも就航できると方針撤回。はぁ?早くも腰砕け?

中山よしたか石垣市長):
石垣島は国内観光客の足が戻り、観光産業を中心にようやく経済活動が動き始めています。そのようななか、これまでのゼロコロナ政策を突如解除し、全土で爆発的に感染が拡大している中国が、来年1月8日から海外渡航を解禁するというニュースが流れてきました。正直、今、私達は中国からのインバウンド客は全く求めていません。おそらく国内のどこの観光地も同様だと思いますが、長引くコロナ不況で従業員の多くが離職し、人手不足のためホテルや飲食店は国内観光客の対応で手一杯の状況です。そこに大勢の中国人観光客が来れば混乱をきたし、喧騒を避けたい国内のお客様が離れてしまいます。更には、2020年1月に国内初の新型コロナウイルス感染者が確認された当時、政府が確固たる水際対策を取らず、春節休みの中国人観光客が京都など全国の観光地に溢れ、その後、国内の感染拡大が始まった事を考えると、今回こそ、政府は直ちに強い水際対策を行うべきです。

姿を現した2体の龍柱 那覇で設置工事完了
2015.12.08 産経新聞
(記事抜粋)龍柱事業をめぐっては、中国産の石材を使って中国の業者が製作し、事業費も中国側に流れるため、交付金事業としてふさわしくないとの批判があがっていた。龍は元来、中国皇帝の権力の象徴とされている。「5本爪」の龍の図柄は中国皇帝のみが使用でき、朝鮮など中国の冊封体制に入った周辺諸国は「4本爪」を用いてきた歴史がある。琉球王朝冊封を受け、首里城の龍柱は4本爪。設置が進められている今回の龍柱も4本爪となっている。

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