政府与党や霞が関の甘い警戒心、国益派に事実上の更迭

Image Source: 杉田水脈総務大臣政務官が松本総務大臣に辞表を提出

【文化人放送局】事実上の更迭 杉田水脈議員に今日取材した阿比留瑠比が本音に迫る。政府も与党も霞ヶ関も反日団体への警戒心がなさすぎる!

加藤清隆:私が非常に感心するのは、杉田さん自身が色々な問題の、目の付け所が良いところと、行動力があるので、問題を発掘し、「これはいけない」という事をどんどん発信して行ったというところ。議員一回生では出来ないことを積極的に発言された。それが一種、恨みを買ってバッシングに合ってるとなるのかもしれませんが、私は今回の件で、特に不祥事を起こしたとかは無いわけだから岸田さんはかばうべきだったと思います。

阿比留瑠比:これは岸田さんが守らなかったというよりは、杉田さんを守って来たのは安倍さんだけだということ。今日、昼過ぎに杉田さんと話したんですけど、サバサバとしていて、これ以上謝罪したくないことで謝罪し続けるくらいなら、いっそ、もうこれでいいという感じはありました。もうひとつは、実は以前、長尾たかしさんも同じことを言ってたんですよ。「今の政府与党、自民党反日団体に対する警戒心が弱すぎて、それが分かっていない」と。西岡さんが後でお話されるかもしれませんが、今回の杉田さんの、事実上の更迭理由は、アイヌ関連団体からの抗議なんですね。杉田さんの7年前のブログの発言が許せないから、罷免して謝罪しろ、みたいなね。「直接謝罪に来い」みたいな事を強硬に言われて。ところがこれ、菅さんの時もそうなんですけど、政府がアイヌ問題を「国策」として取り組んで、ウポポイを持ち上げてみたいのがずっと続いていて、その流れの中で「あそこに言われたらもう仕方がないな」という風になってしまうらしいんですよ。だけど、その団体の背後にまたいろいろな団体がくっついていて、見ていくと、「安倍政治を許さない」だとか「安倍国葬反対」と言っていた連中と全部繋がってる人たち。だから、本当はそういう事にちゃんと目を向けなきゃいけないのに、今の政府も、与党も、霞が関も、杉田さんが言ってたのは「自分は地方行政をやってたから、かなり分かるけど、霞が関も分かってない」と。そういう団体が如何にして入りこんで、如何に裏で左翼活動をして、如何に政権をいじくって来るかが全然わかってないということを仰ってて、なるほど、そうなんだろうなと思いました。これは長尾たかしさんもLGBT団体について言ってたこと、同じ事です。

西岡力:(中略)アイヌ関係の団体は、撤回して謝罪しても、「それでは足りない、罷免しろ」という要求をして来ているようだと。あのブログで書いたのはどういう背景かというと、国連の、ジュネーブ人権委員会に行って、慰安婦の強制連行がある、性奴隷だと人権委員会で常識になっているときに、初めて「そんな事はないんだ」ということを、日本女性として女性差別委員会の場でスピーチをされたと。国の代表ではなく、選ばれた学者とかがやってるんですけど、この人たちは初めて「日本人の女性が強制連行は無かったと言ってるから、これはどういうことか?」と、日本政府に質問をして来たと。その答えが2016年の杉山審議官の、あの答弁になったわけです。そこで国連で、強制連行の証拠は無い、性奴隷のは間違いだ、20万人も間違いだと、(朝日新聞のことも)日本政府がハッキリ言ったんです。それを呼び起こしたのが、実は杉田さん達の活動なんです。あの時は落選中だったですけども、その時のエピソードとしてのフェイスブックが問題になってますけど、杉田さんの活動に勝る活動をした政治家は何処にいるのか?と。日本の国益ということを考えたらですね。

単年予算:約10兆円

杉田水脈担当していた行政評価局において、年が明けたら、話題となっている男女共同参画事業を調査の対象にしたいと考えていたので、とても残念です。内閣委員会に所属することになりましたので、今度は質疑で色々追及していきたいと思います。

杉田氏、さらなる発言撤回を否定「差別ではない」
日経新聞 2022年12月27日 22:20
(記事冒頭)総務政務官の辞表を提出した杉田水脈衆院議員は27日、性的少数者アイヌ民族を巡る発言以外は撤回しない考えを示した。「発言の真意がなかなか理解されなかった」「差別をしているわけではない」と釈明し、発言に賛同する人々がいるとも述べた。

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