(私的憂国の書ブログ本文抜粋):
TBSのバラエティ番組「サンデージャポン」が猛烈に批判されている。私はずっと以前にこの番組を観たことがあるが、その時に「観る価値がない番組」と定義し、以後スルーしてきた。昨日この番組が、森氏への批判が「ネットによるリンチ」ではないかと問題提起したという。
恐ろしいまでの責任転嫁だ。森氏の発言はネットでも物議を醸し、大論争になっているが、それを焚き付けたのはマスコミではないか。ネットでのリンチは確かに存在する。匿名をいいことに、森氏に浴びせかける罵詈雑言と全人格の否定は、筆舌に尽くし難いものまである。だが、森氏の発言を切り取り、ネット世論に火をつけ、誘導し、「メディアリンチ」によって反森、反五輪、反政府を煽ったのはマスコミである。マスコミによる世論の扇動とネットにおける森バッシングは別物ではない。むしろ、密接に繋がっているのだ。
(中略)言論の解釈には、意図的に拡大しない慎重さが要求されることは承知で言うが、やはりこういう発言を見ていると、メディアは今でも「世論を作るのはマスメディアである」という手垢の付いた哲学を頑なに信じ込んでいると思わざるを得ない。しかし、その傲慢ともいえる哲学は、近年のネットの台頭によって否定されている。そもそも、歪曲と捏造の歴史を社史に刻んできた朝日新聞がつくろうと画策する世論は、最初から「うさん臭さ」が付きまとう。朝日が作った世論によって国益が著しく毀損された経験は、今後も消えない。
森騒動はいつかは収束する。しかし、この騒動を煽りまくったマスメディアの悪行は収束するどころか、日々アーカイブ化され、国民に共有され、確実に黒歴史化する。
ツイッター(@DAPPI):
各新聞社が社説で『森発言は男女格差の現実!日本社会の古い体質!社会全体で女性登用を進めてることを世界に発信する必要がある!』と他人事のように批判してますが、大手新聞社全体の役員の男性比率は95%(男93人・女性5人)で女性役員すらいない新聞社の方が多数。ダブスタ批判にも程がある。
森発言:「組織委員会では欠員があったら女性を選ぶようにしてる」