アメリカで発掘された資料、GHQによる「教科書検閲基準」

【教科書作りの裏側】戦後、日本に仕掛けられた歴史教育の闇を暴く!

竹田恒泰:私、ショックだったのは、中学の歴史教科書を見た時にほんと酷過ぎて、何でこんなモノが出来ているのかというのをちょっと調べてみたんですね。そしたらですね、高橋史朗先生が発掘した資料がありまして、確か20年程前くらいに先生がアメリカで発掘した資料なんですけども、GHQが定めた「教科書検閲基準」というものが出て来たんです。プレスコードは有名ですよね。新聞とか雑誌とか、あらゆるものがプレスコードに則って検閲を受けたわけですけども、教科書だけは、更に数段厳しい基準が定められていたというのが、わずか20年前か、30年前に初めてわかった、その「教科書検閲基準」にトンデモナイ項目があるんですよ。

「国民から尊敬される天皇の歴史は書いてはいけない」

ですから戦後、歴史教科書の執筆者は悩んだと思うんですよ。もう、いろんな天皇の逸話が教科書に書いてあったんですけども「尊敬されるエピソード」は全部消した。残ったのは「尊敬されないエピソード」だけなんですよ。例えば、壬申の乱保元の乱だ、承久の変・乙巳の変大化の改新)とか、そういうのばかり。血みどろの殺人事件とか挙兵とか。それから「神話については触れてはいけない」「神道もダメ」、もちろん「天孫降臨」は書けませんし、神武天皇東征から建国も書けないですよね。

そこで戦後の教科書執筆者は考えた末に何をしたかというと、考古学で繋いじゃえと。つまり、建国だ、全国統一だというのを、考古学で書いてしまえば、全部、個人名を一つも使わずに説明できてしまう。日付、年号、一切関係ない。3世紀初頭とか言うだけで。

(続きは動画で)

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