🟠 参政党の神谷議員、東京ホンマもん教室に出演

【東京ホンマもん教室】9月10日放送分見逃し動画

藤井聡(参政党に対する)期待がやっぱり大きいんですよね。保守を明確に掲げてらっしゃるじゃないですか。今は保守の中に、グローバリズムを気にしたり、新自由主義的な保守が多かったり、親米という属国意識的なね、それに苛立ちを持っている方がいっぱいいるんですよ。自民党の、この55年体制からの、日米関係の澱が溜まっているというかね。しがらみがあって、それに鬱屈しているところがあって、そこから独立した保守、意外と少ないんですよね。だから多分そこに、参政党の人気の秘訣があるんじゃないかなと思ってたんですが。

神谷宗幣そうですね、我々も「保守か?リベラルか?」よく聞かれるんですけど、もうそういう見方ではなくて、「グローバリストか、反グローバリストか」という形で見て下さいと。保守も色々いるんで。「保守」とカテゴライズされるのも、党員からすると「いやあ、俺たち違うよ」という方もいらっしゃるんで。「保守」より「反グローバリスト」の政党だと位置づけていただきたいと皆さんには説明しています。

神谷宗幣:理念はまず「日本の国益を最優先する」と。そしてただ、日本だけではいけないので、世界との調和、バランスを作って行こうと。それが党の大きな理念です。

藤井聡僕、その「調和」ってすごくいいなと思ったんですけど、そこを「平和」と変えてしまうと手垢がつき過ぎていて、「平和=反戦」とか「平和=軍縮」とかね。戦後の日本、そういう手垢があったんだけど、そうじゃなくて世界全体の「調和」をはかるんだと。で、自立は当然。且つそれで貢献するというね。非常に素晴らしい理念だなと思います。

参政党の綱領
1.先人の叡智を活かし、天皇を中心に一つにまとまる平和な国をつくる。
2.日本国の自立と繁栄を追求し、人類の発展に寄与する。
3.日本の精神と伝統を活かし、調和社会のモデルをつくる。

神谷宗幣天皇を中心に日本をひとつまとめて行こうと。国内で右だ左だと争っている場合じゃもうないよと。憲法1条にも象徴天皇と書いてありますから、皇室を永続させつつ、日本人が団結して行こうというのが綱領の一つ目です。

藤井聡:皆あんまり言わないけれど、これ、基本中の基本。戦前は「国体」という言葉がありました。それを守る為の大東亜、第二次世界大戦があって、それは特殊なイデオロギーではなくて、征夷大将軍も陛下が決めてらっしゃるわけですし、所謂「サヨク」と呼ばれる方々が「尊重すべきだ」と言ってらっしゃるあの憲法一条から七条は、全部、天皇陛下ですから。

神谷宗幣その「天皇」という文言を外してくれという声があっても「絶対、外さない!」と。それを外したらもう「日本」じゃなくなるでしょと。別に天皇主権の国家を作ると言ってるわけではないんですよ。左派の人が歪曲して直ぐそう言うんですけど、天皇主権なんて言ってない、憲法通り。そこは我々は、断固として動かさなかったんで。

神谷宗幣2つ目は正に日本の自立ですね。対米従属してしまってるんで、これではダメだと。

またこれから中国の国力もどんどん付いて来て、対米従属プラス、中国の準植民地みたいなね。

神谷宗幣もう、だから”二重の封じ込め”なんで。それから3つ目は、日本の国守り、伝統と文化、慣習含めて受け継いで行こうと。農業をちゃんと守るとか、お祭りをちゃんと残して行くとか。そういう事も大事ですね。(この3つの綱領に)反対する人はあまりいませんね。「天皇」のキーワードのところだけで、それ以外には反発は無かったですね。

神谷宗幣いま選挙では、国民の半分が選挙にも行かないと。で、行った人も投票はするけど、終わったらそれで終わりで、あとお任せねと。日常あまり政治の話はせずに、ワイドショー的なものを見て論評するだけであって、じゃあ批判はいいけど、どうやって日本を良くすればいいのということを主体的に考える国民が殆どいないんですね。政治家も、そういう支援者ですから、人気を取ることに終始してしまって、自分たちで考えて提案して行く、世論はこっち向いてるのに「そうじゃないだろう」と、藤井先生はガンガン吠えてらっしゃいますけど、(政治家では)そういう人がもういなくなってしまっている。そうじゃなくて、主権者なんだから政治家がおかしかったら自分たちで引きずり下ろすという位の動きをしないといけないし、それには普段から少しでも政治活動に加わって行かないといけない。今は政治家が全部決めるんですよ、政党のことも。議員中心政党なので。そうじゃなくて党員中心の政党を作ろうと。

神谷宗幣(今後の戦略は)先ずやるべき事は、膨れ上がった10万人の党員の方をチームにしないといけないと。熱を持ってバーッと入って下さったんだけど、綱領や理念、何を目指すのという所が共有出来てないんですよ。急に増えたので。これが無いと絶対バラバラになってしまうので、そこを周知徹底し、全国289の小選挙区があるので支部を分割したい。それぞれの地域で先ず皆さんに勉強してもらう。勉強しないことには政治は出来ないので。日本の教育で政治の事は全然教えてないですから。子供の前に大人が勉強しろという話で。それを国民運動としてやる、これが一番です。で、その中で「やりたい!やりたい!」という人じゃなくて、「あなた勉強が進んでらっしゃるから議員になってもらえませんか?」と。「私たちの為に」と皆でお願いしてなってもらう。自分でやりたいと言う人はあんまり選んではいけない、皆でやって欲しい人に議員をやってもらおうと。議員を増やして行く過程の中で、政策を作る事が大事。勉強してないと政策は作れない、チームの中で政策で議論をしてと。で、なるべく皆さんの意見が党の政策に反映されるように僕が事務局で頑張ると。政治家にやらすと選挙に通る為の政策しか作らないと。アカンと、選挙に落ちてもいいからあるべき”日本の形”を追求しようと。で、それは選挙に出ない人たちが決めないと。議員に任せたら票になる政策しか言わなくなるから。二つ目は、これから国会議員を何十人と排出するつもりなんですね。参政党は新しい組織なのでチームが無いんですよ。国会の議員頼りじゃなくて、政党の職員頼りにしたい、という事は100人くらい優秀なスタッフが必要、トレーニングもして。秘書中心のスタッフを揃えるのに二年くらい、新しい方に国会議員になっていただいて、一人に10人くらい付けたい。

藤井聡自民党などは官僚組織があること前提の党になってるんですよね。ご自身でスタッフを十分抱えてない状態であって、それで霞が関主導になっているところがありますから、勿論、霞が関の方と議論はするんだけど、党としての定見をしっかり持って対峙するようにしておかないと、結局、元も黙阿弥になりますもんね。

神谷宗幣政策考えたり、官僚と渡り合うのは議員だけじゃ無理なんですよ。アメリカなんかは議員一人に対して、10人、20人とスタッフが付くじゃないですか。日本は3人しか雇えないんで。こんなので官僚と戦えるわけがないんですよ。だから、官僚組織と戦えるチームは党で作りますと。議員は優秀でも選挙に落ちたら終わってしまう、党のスタッフだったら選挙の勝敗に関わらず、党にお金が無くならない限り継続して雇えるので。そういう組織を作りたいんです。

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