【WiLL増刊号】橋下徹と上海電力

【山口敬之】橋下徹と上海電力【WiLL増刊号】 - YouTube

大阪湾には埠頭が3つあります。舞洲夢洲咲洲。真ん中にある夢洲は、ただのコンテナヤードです。ここでカジノとメガソーラの事業が計画され、進んでいます。そして一番南にある南港の咲洲は既に大阪市のメガソーラがあって、2014年から発電を始めてます。これが橋下徹市長時代に、全く市民にその是非を問うことなく、上海電力が日本での公共発電に参入した最初の事例なんですね。

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それは、どういう経緯で参入したんでしょうか。メディアの問題にもなるかと、あまり報じられてないですよね。結構、大事件だと思うのですが。

私は知らなかったんです。今回も大阪に2回行ったんですが、大阪でかなり安全保障に詳しい方とか、大阪の野党関係者、自民党、維新の方、様々な方に聞いたんですけど、そもそも咲洲でメガソーラ事業が行われているということすら、8年経った今でも知らない人が少なからずいる。というのは、大阪府大阪市も発表してないんですよ。「上海電力を参入させます」という決定を一切発表してない。おかしいですよね。日本中のどの自治体であろうと、発電というのは、市民、国民の生命と財産に直結するものです。おかしな電流を流したら、その系統の人は全部停電するんですから。そこに外国資本の事業者を入れるんだったら、先ずその是非を国民に問わなくては。それを、橋下徹市長時代のやりかたは、最初は日本企業2社との契約の形にしておいて、いざ発電が始まったら、蓋を開けてみたら上海電力になっていたという、簡単に言うと詐欺みたいなやり方です。上海電力は、上海の株式市場に上場してるんですけど、株の70%を中国政府と政府系企業が持ってる、ほぼ準国営企業。その100%子会社が上海電力日本という咲洲でメガソーラをやってる会社ですから、中国政府に大阪市のメガソーラを任せちゃってる状態なんですね。ところが売電については今規制が無くて、このこと自体が非常に問題。今年の1月に高市早苗さんが、国会で上海電力という名前を挙げて、これ非常に問題が多いという質問をされているんだけども、早急に法整備をしないと。

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川勝平太という「毛沢東全集を何回も読破した」と言って憚らない静岡県知事。例えば上海万博に3,776人の静岡県民を派遣する、非常に容共、親中派で最も有名な知事のうちの一人ですね。この静岡県牧之原市で、巨大メガソーラ事業がいま行われています。そこに例えば、上海電力がサッカー場を作りましょうとか、日中友好の顔をして、静岡県の発電事業を担おうとしてるんですね。恐ろしい事ですよ。売国知事たちが、この国の発電インフラ事業を、何の許可も、検証もせず、安全上の、例えば、国防権限法との関係をハッキリした上でないと、僕らはその電力を安心して使えませんよね。市民や国民の不安が払しょくされる説明もなく、なし崩し的に、上海電力が次々と、日本で発電事業を展開している。向こうはやりたいからやるんでしょう。でも、これを市民にわからないよう裏口を開けて、招き入れるようなやり方、最初にその卑怯なやり方を始めたのは橋下徹ですから。

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