秋篠宮さまの立皇嗣の礼が終わりました。陛下のご感想をお教えください。長女眞子さまは、小室圭さんとの結婚についてのお気持ちを公表した文書で「天皇皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっていることに、深く感謝申し上げております」と記されました。秋篠宮さまは結婚を認める考えを示されましたが、陛下はどのようにお考えですか。お二人の結婚に関して国民の間で様々な意見があることについて、どのように捉えていらっしゃいますか
陛下：延期されていた立皇嗣の礼関連の主要な諸行事が滞りなく終了したことに安堵しています。その立皇嗣宣明の儀において、秋篠宮は『皇嗣としての責務に深く思いを致し、務めを果たしてまいりたく存じます』と述べたことを心強く聞きました。秋篠宮には、皇嗣として、その職務もますます重いものとなっていきますが、秋篠宮妃共々、身体に気を付けながら、務めを果たしていってもらいたいと思います。眞子内親王の結婚については、国民の間で様々な意見があることは私も承知しております。このことについては、眞子内親王が、御両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております。
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竹田恒泰：「天皇皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっていることに、深く感謝申し上げております」この一言は余計だったと思う。本当であれば本当なだけ、こういう事を語ってはいけない。４方の陛下のお墨付きがあると宣言したに等しい。メディアからしたら「本当なのか？」と、陛下に言ってしまう。元々、（婚約が）延期されて、皇位継承儀礼が済むまではこういう話は出来ないだろうということだったのかと思うが、コロナで立太子の礼が遅れ、そろそろ何らかのアクションが必要だというところで、眞子内親王殿下がこの文章を公表なさったのだが、これはもう結婚します宣言でしたね。これでもしかしたら世論が動いてということを意図されたのかもしれないが、例えば、国民の為とか、日本国の為ということで天皇陛下のお名前が出て来るのならまだしも、個人の結婚、しかも国民からいろいろと言われている事について、陛下がどう応援して下さってるかを語ってしまったのはちょっと・・・
櫻井よしこ：「女性宮家」がいま議論され始めたかのような報道で、直ぐに連想したのは、そうか、眞子様が小室さんと結婚なされば、ひとつ宮家を作って、そこに小室さんが入って、小室さんが皇族になると。非常に具体的にイメージしやすい事例という意味では、いろんな意味で国民に影響を与えるでしょうかね。（中略）如何にして我が国の国柄の根幹である皇室を、きちんとした形で守って行くか、ということに今回の事例を役立てて行って、古来からご先祖様たちも、百何十代に渡って知恵を働かせて、今の皇室をずっと万世一系で守って来た。その糧にしなければ、この騒動の意味は無いということですね。
