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華為副会長帰国 中国「政治迫害」非難
河野さんがテレビに出て「これはヤバいだろう」と思うような言動が多いわけじゃないですか。普通の人が見てて良い感情を持たない。それで、そこまで突出しない、”決め切らないおじさん”であるけど、安全パイだなというのが岸田さん。消極的な選択だけど、ドラスティックに物事を変えず現状維持が図れるかなと。一方で高市さんは、私などは考え方がマッチしているが、不幸にも日本があまりにも左に寄り過ぎて、高市さんの主張を「当然だ」と見ないメディアや有識者が多いわけですよ。なので「タカ派」とか「右」とか、訳の分からないレッテルを貼る。本来はもっと支持が拡大していいのに地方に関してはそれで少し留まっている。
国会議員は次の選挙に勝たないといけないから河野さんを選んで、こういう行動に出て来たのでしょうが、総裁選があともう一週間くらいあって、河野さんがもっとテレビに出て、キレるところが世の中に知られたら、河野さんは衆議院選挙の顔になり得るんですか？と思う。この総裁選の初期は、メディアも河野さんが有利だという論調を展開したけれど、実際は、本人が出てみたら「オイオイオイ」となったわけですよね。原発にしろ、日本端子にしろ。皇統の話にしても。
河野さんは日本端子の株を6000株持っている。父親の洋平氏は大株主で、外務大臣の時に中国展開を始めたと。もしこれが安倍晋三さんだったら、メディアはフルボッコでやってますよ。モリカケなんて、カケ（加計学園）でゴルフしただけであそこまでやるわけですからね。で、河野さんはちゃんと申告をしていると言ってますが、我々が問うているのは、総理大臣になっていろいろと決断する時に、中国でビジネスをしていること、自分の同族企業がやっている事が対中外交の判断に影響を及ぼさないんですか？ということなんです。本人は「及ぼさない」と言ってもわからないですよ。だって、この総裁選の一連の議論を見ていても、河野さんの安全保障に関する考え方は、今まで外務大臣と防衛大臣をやって来た人にしてみれば首を傾げる内容。敵基地攻撃能力を持つ話にしても「ピント外れだ」と言ったんですよ。金曜日の、日テレの深層ニュースで。
そもそも北からのミサイル攻撃を迎撃するイージスアショアについても、撃ったものの残骸が落ちる事で死亡者が出てはマズいと。それよりもミサイルを打たれて死ぬ人の方が多いでしょ？という話なのに（イージスアショアを）撤回したり。そういうのを見るにつけ、河野さんってそういう背景だったら、こういう判断してもおかしくないわよねと、みんな思っちゃうわけじゃないですか、普通だったら。そういう疑念を持たれる事が、果たして河野さんにとってプラスなんですか？と。
中国のTPP加入申請の狙いは揺さぶりをかける事だと思う。本当にこの中に入れると思ってないのでは。だって、国営企業に特別の待遇を与えているのを全部撤廃しないと、このTPPのルールにそぐわないわけですから。もしくは、自分たちが入る事によって「例外、例外」と。結局、中国様が作る貿易ルールを環太平洋に普及させるという、だから、軒先を借りて母屋を乗っ取る。得意なやり方。また、揺さぶりをかける狙いならTPP加盟国に踏み絵を踏ませる。「中国の加盟は反対」と言う国どこ？と。反対したなら「お前の国から物を買わないぞ」という話になるわけですから。日本も最後に反対できるのか？中国のマーケットはデカい、中国とビジネスしたいんでしょ？だったら、中国を締め出すとか言わせないぞという話。何なら中国の作るルールに皆さん乗って下さいね。TPPそのものを乗っ取ろうとしてるわけですよね。
