所得倍増より負担倍増!財務省はやる気満々『六公四民』

藤井聡:今の日本の国民負担率というのは、所得を100としたときに、そのうちから我々は税金でお金を政府に払ったり、社会保険料でもお金払ったりしますよね。その社会保険料と税金を合わせたものが100に対してなんぼなのかと言うとね、いま、日本は47.5%。10万円を稼いだら「47,500円」取られる。これ昔、半世紀前くらいは2万3千円とかね。段々と上がってきて、今はだいたい5万円ぐらいになってて「ふざけるな!」と、皆さん思うじゃないですか。ですけど、財務省はね。「こんなのまだまだ低いわ!」と思ってるんですよ。

スウェーデンとかドイツは、大体55%なんですよ。高いんですね。ベルギー、イタリア、フィンランドとか60%で、フランスに至っては70%、だからドイツとかフランスとかイタリアとか、よく知ってる国の国民負担率は全然高いです。だから財務省としては「こんなにまだ低いじゃん」と思って、「上げてあげればいいじゃんか」と思ってるので「5公5民」で安心したらダメってことです。「六公四民」絶対行くんです。財務省は全然行く気満々!

 

 

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