https://youtu.be/w7jYMiY63us?t=658
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有本香：医療崩壊するかもしれないと言って、その、病床を確保する策も甘いんですけど。日本の場合は、ビジネストラック（商用）で入って来た人が、仮に日本で感染・発症した場合、病院に行きますよね？指定感染症ですから国費で面倒をみるわけですね。今はどうやら保険に入って下さいとアナウンスしているようですが、入って無かったら入国させないわけではない？
佐藤正久：そこを今、法務省が厚労省とやっている。
有本香：まだやってるんですか？
佐藤正久：取りあえず保険に入ってとお願いベースで。厚労省がデータをオープンにしていない。オープンにしないとわからないじゃないですか？保険に入っているのかどうかね。
有本香：一か月ほど前に「保険加入を義務付けると決まった」とある議員から聞いたので「ああ、良かった。言い続けた甲斐があった」と思ったけれど、まだ検討してるという・・・で、埋まりつつある貴重な病床を、外国人にあげることになるわけですよね？指定感染症で（国籍）区別がないのだから。何なんですか？（外国人を）入れ続けている事のマイナスしかない。
佐藤正久：実際テレビのインタビューで、浅草の浅草寺に外国の方が来ていて、ビジネストラックで来ましたと。家にいると退屈なので（浅草寺に）来ましたと。日本人でもホテルにずっといるのは大変、食事で出ることもある。日本人に守ることが難しいことを外国人が守ってくれるかと。性悪説に立って、特に変異株と緊急事態宣言と、２つの要件が変わった以上は敷居値を高くするのが危機管理の基本。でないと、国民の共感を得られなければ不信に繋がり、反感に変わって行きますから。
（連日政府に詰め寄っても入国停止にならない理由）
佐藤正久：変異株に対する危機感が薄い。また「空港検疫が有効に機能している」と思っている方が結構いて、更に技能実習生を抱える役所、経産省や農林水産省には止めて欲しくないという意見がある。しかし今は緊急事態、変異株が入って来る時に、11か国以外は全部止めたのに、11か国を止めた理由が厚労省によると「変異株の実態がよくわからない。予防的措置として止めた」と。それなら、ビジネストラックもレジデンストラックも同じ措置にしないと理屈が合わない。
（自民党の外交部会が総意として要請して通らない理由）
政府に対してインパクトが無いことはない。外交部会が了承しないと外交関係の条約も法案も提出できないので。外務省関係はグリップが効いても、経産省や農林水産省は別。最終的には官邸判断。一番は危機感。変異株にどれだけ敏感になるかと。国立感染症研究所でいくら変異株を見つけるノウハウが確立したと言っても、（ウィルスを）見つけるよりも入れない方が先。
お立場があると思うので私がハッキリ言いますが、党幹部や総理周辺（官邸）にインバウンドおじさんが多いから、（外国）人が入って来ることを止めたくない。だから、佐藤さん達が年末年始を返上して奮闘しても、止めることにならない。総理と二階幹事長がその気になれば止まる話。
