衆院選:根底にある「家族というもの」に対する思想

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西岡力:全国協議会(救う会)会長
選択的夫婦別姓、岸田総理は「国民にもっと議論が必要だ」と言っている。子供の立場から言ってどうなんだ?と。親が(姓を)選んだとすると、同じ家族の中で子供はどっちを選ぶのかという話になる。お兄さんと弟が違う姓になるケースも出る。「家族」というまとまりが、子供の成長にとっては、日本という文化の中では必要なのでは、という議論もあるわけです。だから、女性が旧姓で社会活動できるような法案を高市早苗さんは出している。女性は家にいるという社会だったので外に出て不便を感じることがあるのは事実。そういう法案が通れば不便が無くなるから(今の野党案の)選択的夫婦別姓に反対している側面があるんですけど・・・(相手には)根底に「家族というものを壊したい」という思想がある。「家族」こそが社会の安定の基礎ですから。これは”文化共産主義”というんですけども、「革命がなかなか起きなかった、文化から覆さなくてはいけない」という人たちがいて、日本の社会の安定は、皇室と家族だと。そこから崩そうという風に、意図的にやっている人たちがいて、それを分からないで「選択なのだからいいじゃないか」「やりたい人がやればいいじゃないか」と思う人たちもいる。もう少し議論が必要だという自民党の立場に私は賛成です。2021.10.26 虎ノ門ニュース

👆(記事抜粋)衆院選公示に先立ち、18日に開かれた日本記者クラブ主催の党首討論会。各党党首の訴えから、多様性や外交・安全保障、政治の信頼回復など主な争点を巡る立ち位置が明確になった。両脇に並んだ8党の党首が全員、高々と手を挙げる中で、岸田文雄首相(自民党総裁)だけはテーブルに両肘を付けたまま。来年の通常国会に、選択的夫婦別姓を認める法案を提出することの賛否を挙手で問われた際の「8対1」の光景は、多様性を巡る最大与党の消極姿勢を際立たせた。

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国民コメントより抜粋:
◆『日本を壊したい人、手を挙げて』っていう質問だった模様◆なら、自民党で◆わかりやすくてよかったです◆通名廃止に賛成!◆だから、自民党を選択する!◆自民がまともに見える◆別姓である事のメリットって何?◆自民党頑張れ!選択的夫婦別姓が採用されてしまえばなんでも「選択」をつけてめちゃくちゃになっていきます◆自民党以外に選択肢が無い◆日本の戸籍制度を破壊する為の第一歩ですね◆国賊が挙手しているので、自民党一択で決定◆日本を壊したい人たちの自己申告です◆骨のある野党はいないのか?◆もとより日本に共産党が存在すること自体が異常事態である!

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林千勝『歴史的な観点から見て、次に何が起こるか?』

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【衆院選2021版】歴史的な観点から見て、次に何が起こるか? - YouTube

総選挙が始まりました。総裁選から岸田内閣成立、そして総裁選と、こういう流れの中で私が気にとめた事、或いは、皆さんと共有したい事を中心にお話を申し上げたいと考えております。

岸田内閣、皆さんもご存知のように「分配と成長」という事を前面に押し出していますね。これ、分配それから成長、どっちの局面から考えましても、社会政策的にも、経済政策、成長政策的にも、答えは「消費税引き下げ」しかないんですね。消費税廃止という方もおりますけども、消費税引き下げしかないと思うんですね。これを如何に隠すかと、代わりに中規模の打ち上げ花火を上げているというのが岸田内閣ですね、残念ながら。MMT論なども最近言われておりますが、皆さんもご承知の通り、コロナの前に消費税を上げて、日本の消費力は大幅に減退しているわけですからね。消費税を上げて来た経緯を見てもわかるとおり、日本の経済を再生させ、成長軌道に乗せていくには”消費力をアップする”しかないわけであって、その答えは消費税引き下げしかない。これも理屈からもそうだし、現実的経緯からもそうなんですね。

それを岸田首相はこういう風に述べてます。「消費税減税に関して、買い控えや将来税率を戻すと、消費が減退するなど、副作用が大きい」と。これを理由としているわけですけども、全くナンセンスですね。引き上げをした時に”駆け込み需要”というのがあったわけですから、トータルに見てどうかと。トータルの効果というのは圧倒的に、あの場合は消費を減退させるものであるし、その逆を図って行こうという事ですから、彼のその、買い控え云々のナンセンスですね。

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それからもう一つ、消費税率を戻すと消費が減退するなど副作用が大きいと言うんですけど、これも「消費減退する」と言っている。はっきりと。だから戻さないんですよ、消費税を。税率は戻さない。発想が非常に貧困。というかハッキリ言って間違ってますね。大きな目で見て日本経済をどうするかという観点ですね。そして、プライマリーバランスの問題もありますが、消費税の引き下げしかないわけなんですね。それから「所得倍増」「脱新自由主義」。特に「所得倍増」も言わなくなっている。これは私、総裁選が始まる頃に、既に始まる前かな、この事を指摘して、直ぐに有名無実になるという風に申し上げだと思いますが、正にその通りになってますね。「脱新自由主義」の方も言わなくなって来て、たぶん有名無実になって行くでしょう。やっぱりと思うことは「新しい資本主義」という言葉を使ってますね。これを打ち上げているわけですけども、実は深いテーマなんだけど、浅薄に出してるなと感じますね。

先ずひとつは、この失われた20年30年から回復する為には、その前の”日本的なもの”が失われてこうなっているという事は明らかですね。日本の成功体験、成功体験ばかり頼ってはいけませんが、日本的な強みが全部失われてるということは、ひとつは明らかですから、日本的なものをどうするのか、日本的なものに一部戻すのか、それから、日本的なものを再度強化するのか、或いは、日本的なものを更にレベルアップするのかと。「日本をどうするか」という視点がこの言葉には全くないですね。

それからこの「新しい資本主義」といった場合、社会構造をどうするか、経済社会構造をどうするかという視点が大事なんですけども、中間層っていう言葉は別に踊ってますけども、本当にこの、今の日本の社会構造ですね。歪んでいる、多くの方が非常に困ってるわけですね。貧困層も多くなっているわけですけども、この社会構造にどういうメスを入れるかという、そういう観点が本当にあるのかと、そこまで思考を深めるのかということも疑問を持ってますね。「新しい資本主義」という壮大なテーマは、哲学がなきゃいけないし、それからそういった経済思想のベースがなければならないし、歴史的な経緯、歴史的経済思想も踏まえてなきゃいけないし、当然ですけど、経済学的な思想のベースをしっかり持ってなきゃいけない。これはこれからですね。月内に初会合を持って、時々集まって年内に結論を出しましょうというような軽い問題じゃないんですね。本来、これを打ち出すのであれば岸田首相自身が分厚い哲学を、今まで養って構築していて、それを先ず披瀝すると。その上で「新しい資本主義」会議を招集するということでなければ到底成し得ない大きなテーマだと思いますね。

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そして、案の定と言いますか「新しい資本主義」会議メンバーの有識者が決まりましたね。15人ほどで半数近い7人が女性というの話題になってますけども、このメンバーを見ますと、一人一人は学会とか、ビジネス等で頑張っていらっしゃる方々で、特徴としては、例えば、LINEであるとか、AI、ディープラーニングクラウドファンディングですとか。この「新しい資本主義」社会構造的な、或いは、哲学的な思考も深めた上での結論を出さなきゃいけないこの分野において、恐らく、DXだとか、AIと、その花火を見せるというような打ち出し方に止まるんじゃないかなと今から予想されますね。全般に言いますと、とにかく「消費税」という目の前の王道、メインストリームをとにかく見ない。自民党の閣僚全員で見ない、というのがこの岸田内閣のスタート、総選挙の戦い方であるという風に、非常に残念に思っていますね。

日本は、この真ん中に位置していたわけですが、岸田内閣が成立しましてこれが変化して行くだろうかと、そういう期待を持っていいのだろうかという点ですけども、恐らくこの構造における位置付け、或いは、構造そのものは変わらないですね。米中のこの真ん中で草を刈られている日本ですけども、麻生さんは所謂、るロスチャ系統という噂が根強いか、一層色濃くなってますけども、軌を一にして反習近平なりますね。それから、台湾にシンパシーを持つ閣僚も複数いて、ややこちら(右)に動くかなというような気も致いたしますけども、相変わらずと言いますか、野田さんを席次ナンバー2に置いておりましたね。外務大臣も茂木さんに変わらず、シグナルをしっかりこっち(左)に送っているという面もありますね。

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それで岸田派そのものは親中的と、従来から言われているということですね。そして私がやはりと思ったのは今井さんですね。今井尚哉さん。安倍内閣の実力秘書官兼補佐官と言われて、官房長官と並ぶくらいの実力、仕切り方をしていたんじゃないかとも言われて、且つ、CSISからは、皆さんご存じのように、二階氏と公明党と今井氏が”親中”でけしからんと、指摘された経緯もある。

それから、その一方、コロナが始まって、中国人をさんざん受け入れた後、突然、学校の一斉休校ですね。安倍内閣が打ち出したわけですけど、それはあの今井さんの進言じゃないかと言われているわけですね。この今井さんですけども、CSISから左岸に親中という指摘も受けて、そういう立ち位置という見方も多いにあったんですが、今年の4月からはーライル、こちら側のグローバルの投資会社カーラーイルのシニアアドバイザーに就任していると。その今井さんは、岸田さんの総裁選挙の選対の真ん中に、早くから入っておりまして、内閣参与に就任しているということで、今井さんそのものが正にこれを体現してるわけですね。

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ですから、わが国の位置づけは、内閣の交代を持っても変わらないということですね。そして、この総選挙でも自民党が減って、立民が増えようと、逆でもこの位置づけ、この構造には影響は及ぼさないでしょうという風に思われますね。私が歴史的な観点からものを見ていると、自然とこう湧き上がっている懸念というのがあるんですね。僭越ですが、一つの歴史的感性からかもしれませんね。安倍政権下で上場企業の株式が、7年半の間でどんどん外国人投資家に買われたと、外国人株主比率がグンと高くなりましたね。

今までの「日本的なあり方」から全然変わってしまったと。それから配当が外国人投資家に、膨大な額が流れるような構造になったと。それから、不動産ですね。不動産もご存知のように中共、或いは、欧米にかなり買われていまして、特にコロナの中で、東京の不動産というのは世界で一番買われてるんですね。これは中国系もあるでしょうが、欧米系の金融機関や投資ファンドが、相当買ってる。コロナで立ち行かなくなったホテルとか旅館とか、観光施設、その他、いろんな施設がどんどん買われていると。そして特にこの1年、或いは半年ですね。中小企業、マーケットをターゲットにしていたわけですね。上場企業、不動産、そして中小企業マーケットターゲットにして行って、再三言われているように、デービッド・アトキンソンを筆頭に、菅内閣がその方向を推進していたと。

それから、同時に東証の市場区分の見直しというのがありまして、今までの一部・二部・マザーズなどを新しい区分に変えるわけですけど、その新しい基準に適応する為に、上場企業のオーナーが自分の株を放出しなきゃならないというのが、これから大いに起こって来る現象で、それも多分、美味しい銘柄については、どんどん外国人が買って行くと。更に比率が上がっていくという状況なんですね。この状況を踏まえて、これからじゃあ何が起こるだろうかということなんですけど、これはもう私が歴史見ている中でも、何回も経験している話なんですが、コロナは収束するでしょう。集団免疫も出来て来て。今も減ってますね。「PCR検査を少なくしているから減っている」という話もありますし、変異株との競争もあるかもしれませんが、コロナも収束してくるでしょう。そうすると、株式も不動産もデフレ下で買い占められるぞと。日本に政治的、経済政策的な圧力をかけることが出来るグローバリスト(外資)が何を考えるかというと、これ答えはひとつですね。デフレの後はインフレですね。

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世界的に優れた『日本の戸籍制度』を壊したい人たち

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有本香(ジャーナリスト):
いま立派に機能している(戸籍)制度を壊す必要はないですね。その破壊行為にこそ価値を認められない。戸籍に一つの氏を付けることで関係性を一目でき、相続等の場面では大変機能的でもあるのです。「別姓反対派」なるラベルも実に胡散臭い。橋下氏らこそが現状破壊派ではないか。

国民コメントより抜粋:
◆海外も羨む制度◆「(夫婦別姓)反対派は納得できる理由を!」と強調してますが、現状維持へ反対しているのは彼等です。夫婦・親子の不和が生じる可能性がある、家族法の改定が必要である、戸籍に関わる大規模なシステム改修・費用がかかる、制度変更により夫婦別姓不要者にも混乱が生じる可能性がある◆現行戸籍法改変派でいいでしょう。今ある制度を変えようとしている側なんだから◆夫婦別姓‘反対派’というところからもう印象操作を感じます。現状維持に反対しているのはどちらでしょうね?◆ハニートラップに掛かって脅されてるのかと疑うくらい言ってることがおかしい◆法律上、夫婦別姓を使う必要を無くせばよいと言われ、「戸籍の価値を認めない」という本音がつい出たのでしょう◆相続の手続きをした時、庶民でも江戸時代まで遡れたことに驚きました。

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愛知県東海市「世界で最もすぐれたものの一つとしての戸籍制度」

平成26年7月1日
市民福祉部次長兼市民窓口課長 小島 輝雄
今回は、戸籍制度についてお話します。戸籍とは、日本人の身分関係を登録した公の台帳(公正証書)です。一方、住民票は、市区町村において住民の居住関係の公証、選挙人名簿の登録その他住民に関する事務処理の基礎となるものです。戸籍は、夫婦・親子の関係を容易に把握することができ、個人ごとに、出生に始まり死亡に至るその者の一生の身分行為を把握することができます。あまり知られていないと思いますが、戸籍制度は、その制度の仕組み、またその実質的な内容、すなわち正確性におきましてもその目的を果たすに世界一すばらしいものと言われています。例えば、イギリスでは、出生の届出をすると、その者の出生登録がなされて出生登録簿に綴られます。その者が婚姻すれば、その婚姻登録がなされて、婚姻証書が婚姻登録簿として綴られます。しかし、生まれた者がその後婚姻したかどうかということは、直接何ら関連つけられないからわかりません。そして人が死亡すれば死亡登録がなされますけれども、それはまた死亡登録簿に綴られて別個に保管されていくだけです。したがって、出生登録を見てもその者がその後婚姻したかどうかはわからないし、生存しているのかどうかもわかりません。このような個別登録主義が欧米の主流となっています。それに対して、現在の日本の戸籍制度がとっています家族簿主義というものがいかにすぐれた制度であるかということがおわかりいただけようかと思います。しかも、その記載方法におきまして、入籍や除籍相互の戸籍を表示しておくこととしました。これは簡単のようで非常に大きな意味を持っていまして、戸籍相互の検索機能を有し、電車の線路のように繋がって身分関係の有無・内容を正確に把握できるシステムになっています。したがって、本籍地市区町村に、戸籍謄本、除籍謄本を申請することにより先祖を辿ることができる訳です。(家系図を作成できます。)戸籍の歴史は(1)明治5年式戸籍(一般的には「壬申戸籍」と呼ばれ、昭和43年頃法務局に移管したため証明発行不可)から始まり、(2)明治19式戸籍、(3)明治31年式戸籍、(4)大正4年式戸籍、(5)現行戸籍、(6)コンピュータ化戸籍と続き、その間に旧様式を新様式に改製したものは改製原戸籍となっています。東海市は、明治19年除籍簿から現在に至るまでの戸籍を保管していますので、人によって異なりますが、曾々祖父ぐらいまで遡ることができます。

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世界で民主主義が少数派になり、ルールを変えられる危機

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『櫻井よしこ×先﨑彰容 民主主義か専制主義か 中国の台頭と世界秩序』

先﨑彰容(日本大学危機管理学部教授):「自由と民主主義」を、ただ言ってるだけでは通用しない時代に入っているにも関わらず、日本人は往々にして、国内においてはとりわけそうなんだけれども、それで何とか成り立ってしまうだろう、世界でそれを言っていれば他国は聞くだろう、そう思っているわけですね。ところがある政治家の方と話をしていて、しみじみ思ったのは、「G7という言葉がありますよ、これは先進主要国とされている7か国が集まって協議をすれば世界を差配できる、それが出来なくなって来たからG20になった。ところが中国は、ある意味においては、一党独裁の国で、G77を作っているようなものなんだ」と、その政治家は言ったんですね。つまり冷静に考えると、あれだけ経済的に発展して豊かな人たちが急増し、しかしコロナで死者を出さない事が正義であるならば、あれだけ上手く政治的にコントロールをしてコロナの死者を出さなかった。しかも自分の地位は法律によって安定的に盤石にする、こんなのミニ独裁国家から見たら、こんなに理想的な国は無いですよ。最高の統治モデル。それが76か国いて、トップに習近平がいて、G77に国際社会はなっているんだと。実際問題として、香港に対して法律を作った時に国連で反対したのは先進国を中心に二十数か国ですよ。だけど「中国がやったことの方が正しいんじゃないか」と倍の国々が手を挙げたわけですね。もしかしたら、我々が正しいと思ってる価値観は世界で少数派になってしまう。或いは、その少数派になってしまうことの上に、ルールを変えられてしまう、こういう危機にいるんだということを、アメリカはかなり敏感に、真摯に、本気で考えているけれども、日本国内で同じ言葉を使った時には、そういう緊張感は感じられない。それが僕の日本人に対する不満なんですけどね。

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僕も本の中に「民主主義は遅いところに最大の特徴がある」と書いた。民主主義は原則的に平時の政治システムなんですよ。平時の時には議論をする、物事を決めて立法する、そして立法したことで世の中が少しずつ変わって行くわけですね。それに対して、そういう事が堪えられないと、日本の中でもそうですが、例えばデモが行われたり、或いは海外では革命が行われたり、過激に世の中を変えようとするわけですよね。または強権発動でコントロールして行く。日本は戦後、そういうものに非常にアレルギーが強いだけに、この”遅さ”が良い面もあるが、悪い面も出て来てしまっている。と同時に、今日の冒頭で「民主主義がポピュリズムになった場合、情報に翻弄されて一過性の物に、過激になる」という話をしました。そうすると逆に、日本では民主主義の悪いところが出て来ていて、政治的に重要なコロナ対策の決定が遅いと、しかしながら、一時的、情緒的な、ワッと盛り上がって消えて行く、そういうポピュリズムとしての物事の浮沈が激しくて、過激で速い。

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我が国の悪口を言うのはいささか辛いが、例えば僕たちは「平等」という概念は100%良いと教わって来たわけですよ。だけどこれ、実は恐ろしい問題をはらんでいて、「平等だから私は何にでもなれる」と、学校で教わるとするじゃないですか。だけど僕は絶対に大谷翔平にはなれないですよ。体つきが違うから。要するに生来の差によって。更に言うと、情報に大量にアクセスできるようになって、今まで知らなかったような人達の事も知ることが出来るようになった。これが民主主義社会・情報化社会の最先端の私達。そうすると「何で俺はあいつほど恵まれてないのか」と微細な差に敏感になっている。民主主義社会の最大の問題のひとつ。不平、不満が鬱屈してしまう。いま日本の国は、国家の次にはいきなり個人が来るんですよ。途中にある共同体みたいなもの、そういうものが日本からどんどん消えている、今回のコロナで明らかになって、「我々が常に不平不満を言う先は国だ」と当然、思っているわけですよ。だけど、自分が本当に困った時って、よくよく考えてみたら実はお隣さんのコミュニティで出来上がっている。一番よくわかるのは災害時。激甚災害ではお隣さん同士で助けるしかないじゃないですか。コロナでは、地方自治体の役割が大きかったわけだから、もっと都議会議員選挙とか本来は盛り上がるべきなのに、投票に行った人は42%、こういうところに日本の選挙制度が持つ限界とか、現代社会が抱えてる問題があるんじゃないかなと。

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埴輪から見る古代日本の渡来人たち

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田中英道東北大学名誉教授)
古代日本の歴史には、いまだ解明されていない数多くの遺物が存在しています。中でも特に分からないのが「埴輪(はにわ)」です。千葉県にある柴山遺跡から出土した「人物埴輪」です。異常に鼻が高く、特殊な冠や庇(ひさし)のある帽子をかぶり、耳もとには鬢(びん)、つまり美豆良(みずら)がついており、顎髭(あごひげ)をはやしています。飛鳥時代以降の日本人の姿とあまりにも異なっています。美豆良は帽子と顎髭との三点セットになっています。ここが重要なポイントです。

この風貌は、まさにユダヤ人の伝統的な姿かたちそのものです。このことは世界の衣装史を見れば明らかです。美豆良はまた、古代ユダヤ教徒の独特の髪型でもあります。耳の前の毛を伸ばしてカールさせる「ペイオト」とよく似ています。ユダヤ人は、自分たちが他の民族と違うことを肉体的に表現するため、髪の毛や髭、また割礼(かつれい)などをしていました。しかし、髪や割礼は、それほど大きな違いを示すものではありません。鬢の毛の形こそ、「自分はユダヤ人である」という印、他民族と区別する印として、顕著に用いられる方法でした。

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::芝山町立芝山古墳・はにわ博物館::

「芝山埴輪」の人物埴輪は、鍔(つば)付きの帽子と顎髭、美豆良をもち、みな一様に鼻が高く三角状で、その多くが武器を持っています。それはいかにも大陸のかなたから来た風貌かつ存在であり、朝鮮人や中国人とは思われません。これはつまり、日本の古墳時代ユダヤ系の人々がいたことを端的に示しています。そして、こういった特徴をもつ人物埴輪は、千葉県や茨城県など、主に関東で発掘されています。こうした大陸系の人々、ユダヤ系の人々は武蔵、つまり東国に多くいたのです。

このことは、日本の歴史学上、非常に大きな意味をもちます。これまで、日本の歴史学で、「帰化人あるいは渡来人と呼ばれる人たちが日本にやって来ていた」という場合、もっぱら朝鮮半島からやって来た人たちのことを指していました。

しかし、芝山古墳群の殿塚・姫塚の発掘調査結果は、大陸系の人々、ユダヤ系の人々の渡来を示しています。日本には、さらに大陸西方の人々、中央アジアの人々、中東の人々が、東アジア系の人たちと混ざった形でやって来ていたに違いないと想像されるのです。特に重要なのは、馬を使ってやって来た人々、つまり「騎人」あるいは「騎士」といってもいい人たちの存在です。結論からいえば、これは「ディアスポラ」となったユダヤ人たちが、日本に継続的にやって来ていたことを示しているのです。

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日本から見たサピエンス全史#4◉田中英道◉古墳時代 日本に渡来したユダヤ人。埴輪・天皇・国家という名の家族。 - YouTube

ディアスポラとは、「離散」や「離散した民」と解釈されています。一般的にユダヤ人は「流浪の民」といわれます。それは、ユダヤ人のもつ歴史的な必然性によります。約2000年前、ユダヤ人は、強大なローマ帝国からの追放を余儀なくされ、帰る故郷を失い「流浪の民」として世界各地を彷徨うこととなりました。

しかし、国を捨てること、国がなくなってしまうことはある意味でユダヤ民族の「運命」とも言えます。ユダヤ教聖典に、キリスト教における『旧約聖書』があります。最初の人間としてアダムとエヴァが登場しますが、女性エヴァは、男性アダムの肋骨から生まれました。二人は禁断の木の実を食べて楽園を追放されます。つまり、ユダヤ人にとって、人類は最初から「追放者」である、ということなのです。追い出されてしまった平和で幸福に満ちた楽園こそ、アダムとエヴァの祖国ですが、ここにはもはや戻れません。二人は最初から追放された存在なのです。

人間は常に追放されるという規定が『旧約聖書キリスト教の信仰そのものにあるのです。これは「原罪」に通じます。ユダヤ人たちにとって、ディアスポラは当然のことなのです。そして重要なのが、ユダヤ人は「国に戻れない人々」だということです。国をつくるということは、そこに楽園ができるということです。しかし、ユダヤ人は楽園を追放された民だと自らを規定しているため、自分から住み処を変え、住む国を替えていくことになってしまいました。ユダヤ人が日本までやって来ていたということは、他の国は、国として彼ら(ユダヤ人)を受け入れなかったことを意味します。逆に日本だけは彼らを受け入れました。ここ日本に辿り着き、定住したユダヤ人は、少数派であってもきちんと土地をもらえて、自由に活動もできたことに喜び、日本人として「同化」していった、と考えることができます。 

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LINE「韓国色を隠す」という方針に基づき意図的に回答

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2021年10月18日 18:58
LINEを傘下に持つZホールディングス(ZHD)のデータガバナンスを検証する特別委員会は18日、3月以降実施してきた調査の最終報告をまとめ、LINEの上級役員らが 「韓国色を隠す」という社の方針に沿って虚偽の説明を行ってきたのではないかとの見方を示した。(中略)特別委の座長を務めた東京大学大学院の宍戸常寿教授(情報法)はオンラインで会見し、LINEが日本のサービスとして受け入れられることを重視し、韓国との関わりを正面に出さない方針で運営していたことに本質的な問題点があったとの認識を示した。

Zホールディングス特別委、LINEに韓国色隠す方針あったと指摘 - Bloomberg

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国民コメント抜粋:
◆その「方針」が「犯行(便宜上)」の「動機」だから、そこを公表しなければ意味がないだろ◆犯罪ですから厳重処分願います!◆韓国企業のLINEで国民の情報を筒抜けにするデジタル庁◆そしてNHKをはじめとするマスゴミはこのニュースそのものを全力を挙げて隠すのだな◆とんでもないインチキ企業◆個人情報は今や個人の最大の私有財産◆これを受けて政府や公官庁はどう対応するのでしょうね?◆日本企業だと思ってる人多いね。韓国ネイバーが出資してて、(日本法人は)社長こそ日本人だが取締役の半分は韓国人◆LINEのリリースと同時にマスゴミは「日本の会社です」と一大キャンペーンをしていた。 裾野が広がるまで”韓国を全面的に隠蔽していた”のを思い出す。 政府機関、自治体はLINEの活用を止めるべき◆日本独自のアプリができないのはなぜでしょう?日本に技術的な問題はないと思います。何か邪魔してるところがあるのか。

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立花党首『憲法9条より国民の生命と財産を守る事が大事』

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【衆院選2021】ネット党首討論(主催:ニコニコ) - YouTube

19日公示、31日投開票の日程で行われる衆議院選挙に向けて、与野党9党首がネット党首討論を行いました。

“ニコ生”で「ネット党首討論」経済・財政論戦

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松井一郎代表(維新)
枝野幸男さんから)その反論があると思いましてパネルを持って来ました。これが民主党政権アベノミクス期の比較です。数字に表れてますよ。民主党政権時代が酷すぎて、アベノミクスは効果があったけど、足りなかったと。

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立花孝志党首(NHK党):44分~
外交するには武力を背景にしないと相手国に舐められてしまいます。日本の場合、侵略の為の武力の保有は許されておりませんが、自衛の為の武力の保有は許されております。「憲法9条を守れ!」という党や、国民がいらっしゃると思いますが、憲法9条より、国民の生命と財産を守る事の方が、我々政治家にとっては重要な使命だと考えております。その上で、専守防衛の範囲内である敵基地攻撃能力を保有する事と、エネルギーの自給自足である原発の再稼働を推し進め、中国や北朝鮮に侵略されない日本にして参りたいと考えております。

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Image Source: https://bit.ly/3vC8GkH

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ユニクロ柳井社長の人権<利益追従姿勢が更に露呈

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Image Source: https://bit.ly/3aGt2zG

(記事抜粋)ファストリはこれまで、強制労働に関して関係工場は自治区にないとし、柳井氏は「政治的な質問にはノーコメント」などと明言を避けてきた。しかし、米税関当局から一部製品の輸入を差し止められるなど厳しい対応をとられており、柳井氏はこの日、自ら供給網の監査の体制を説明した。ただ、発言にはグローバル企業としての苦悩もにじむ。ユニクロ店舗の6割超は海外にあり、うち約半数は中国に立地する。ウイグル自治区の問題に踏み込んで、中国で不買運動が起きれば経営の深刻な打撃となりかねず、柳井氏は「安易に政治的立場に便乗することはビジネスの死を意味する」「多くの企業に政治的選択を迫る風潮に強い疑問を感じる」とも訴えた。

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識者コメント抜粋:
ウイグルには言及せず、ミスリード渡邉哲也)◆ユニクロ柳井氏が 「多くの企業に政治的選択を迫る風潮に強い疑問を感じる」 と発言。全く分かっていない。 祖国を売るか売らないか、人道犯罪に加担するかしないかは政治の話でない。人としてもっとも基本的なモラルの問題である。 捕まらなければ何をやってもいいのか?(加藤健)◆本当に人権侵害を許容しないのか?判断は迫られる前に自発的にするものだ。常に人権問題を念頭にサプライチェーン構築が経営常識ではないのか?(山岡鉄秀)◆遅い。本質的に人権否定思想であるも、米政府から指摘された恐怖によるものとの印象を受けます。(橋本琴絵

国民コメント抜粋:
◆今更、何を言うか、見苦しい◆人権問題を政治問題と捉えてるようじゃダメだわ◆今後は日本製を選ぶようにします◆米税関当局から製品の輸入を差し止められるなど厳しい措置をとられて、ようやくユニクロ柳井氏「人権侵害容認せず」と苦し紛れの声明◆本当に人権侵害を容認しないのならば新疆綿の使用をやめましょう◆簡単に言うと「金儲けに人道もクソもあるか!」と申しております◆ウイグルの問題を政治的問題と捉えることが、そもそも違う。人権侵害は倫理的問題であり、その上に成り立つビジネスをやってはならない。この発言は、柳井氏の 利益>人権 という意識の表れ◆サントリー、ロッテ、花王無印良品…どんどん不買が増えていきますが、特に困ったりはしないですね◆他人の命より金儲けという立場は変わらないようだ。血塗られたジェノサイド企業として中国で儲けてくれ。

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皇室の結婚とは国の安全保障問題にも関わること

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KK問題は「海外からの工作」?【The Q&A】10/8

「いま話題のKK問題ですが、ひょっとして外国の工作ということは無いでしょうか?」という質問をされておられますけれども、これ当然、工作が無いはずがないんですね。サイレントインベージョン、静かなる侵略の最たるものだと思います。この結婚により、秋篠宮家の批判は更に強まり、悠仁親王殿下への皇位継承への強い反対論へと発展することは、私はもう明らかだと思います。現に女系天皇推進派が、この結婚を歓迎して「秋篠宮家ごと皇籍から離脱すべき」との世論を、メディアが悪意を持って誘導しようと、現にしていますね。「内親王ひとりの結婚くらいで大袈裟な事を言うな」という人もいますが、「千丈の堤も蟻の一穴から」という言葉もある通り、工作とはそういう小さい所、目に見えない所から入り込んでくるという恐ろしさがあります。今後も何を仕掛けて来るかわかったものではないというね、その事に対する警戒感を持たなければならない、最終的には世論を分断させながら、天皇制を廃止に追い込んで行こうという魂胆も見え隠れしていますし、その可能性も想定しておかなければなりません。

日本国を分断、混乱させるのは、屋台骨、国体としての皇室を狙うのが一番効果的なんですよ。特に女系論を誘導するのが最も効果的だろうと思いますが、今回のKK問題も、その誘導への布石に使われていると考えます。保守・男系継承派の中にも、こうした危機感に乏しい人が多く、私などがこの結婚に反対と言うと「お前は皇族のなさることに口出しをするな」と、「不敬な事を言うな」と𠮟りつけて来る人がおられるんですけどもね。ただ、皇室のご意向に黙って従うという事が、何でもかんでも忠義かと言うと、決してそうではない。そういう勘違いをしている人が多いけれども、「ならぬものはならぬのだ」と言って、諫言をする事こそが真の忠義だと思います。何でも御心のままに、としていたら国体が維持できないという事もしっかりと考えあわせて行かなければならない。

政治の責任も考えなくてはいけない。何故この深刻な問題に対して、政治が動かないのかという点なんですが、「皇室のプライベートな問題なんだから、政治が介入するのは筋違いだ」と、保守の政治家に平気でそう言う人がいるんです。そういう考え方自体がそもそも筋違いなんですね。不当な結婚によって皇室の権威が下がるというのは、私的な問題ではなく、公的な問題。またこの、皇室の権威を守ることが政治の責任であることにも関わらず、彼らは全く動こうとしなかった。皇室の結婚は、先ほどの質問者の懸念にもあった通り、安全保障問題にも関わって来る事なんですよ。例えば、結婚相手が日本国と敵対するような国と深く関わっているような相手だとすれば一大事。日本が国ごとハイジャックされるという事にさえなりかねない。

これ宮内庁の責任ですよ、何をしているのかと。1日に、26日に結婚の会見をすると発表したその席上で、眞子内親王殿下が複雑性PTSDを患っておられるという話が公表されましたね。病気の公表を結婚の正式発表と同じタイミングでするというこの非常識さに驚き、呆れております。国民の批判のせいで私は精神疾患に追い込まれた、眞子殿下が国民を逆批判しているようにさえ捉えられてしまうわけなんです。国民に対するこれは口封じかと。宮内庁は、例え眞子殿下のご意思があったとしても、結婚発表と同時のタイミングでこんな話をすべきでないと。火に油を注ぐ結果に現になっている。国民の批判と怒りが更に強まってますし、病気が本当に深刻であるならば、宮内庁はもっと早くに公表すべきだったと思います。宮内庁は説得もしません。止めもしません。ご意思だからということで、これほど重要な事を平然と垂れ流すと。われ関せずの態度を決め込んでいる。こんな宮内庁は本当に腐っているというように思いますよ。

視聴者の質問:KK親子を支援している人はズバリ誰ですか?

工作を仕掛けている可能性のある勢力という質問でしょうか。こればかりはわかりませんが、いま現にこれだけ国内世論が分断をされ、皇室に対する批判が現状巻き起こっている事は、陰謀論でも何でもなく事実で、進行している。そういう事をさせて喜ぶ勢力は誰か?と考えれば、現在のマスコミとその背後にいるような勢力も含めて、自ずとそれらの正体が分かって来る、というように思います。

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岸田政権、所信表明に「改革」という言葉を使わない

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岸田政権の中枢 新国際秩序創造戦略本部とは【渡邉哲也show】282 Vol.1 - YouTube

ほぼ見えて来たという岸田内閣の布陣。これまで説明したように殆どが「新国際秩序創造戦略本部」という自民党の本部の、去年の取りまとめをした公約であって、6月11日のトリプルA、安倍・麻生・甘利プラス岸田の「新しい資本主義を作る議員連盟」という、このメンバー、154名の参加者と、約50数名の代理出席と。これ200人強なんですよね。このメンバーがそのまま岸田政権を立ち上げたみたいなものですから、内容もそのままで、ただ言ってたように「アンチ竹中(平蔵)」ということで、未来創造会議の後に出来あがった、何だったかな、何とか会議(⇒成長戦略会議)というのがあるんですけれども、竹中平蔵とかアトキンソンなど。この会議そのものを廃止すると表明したということで、外されるのが竹中やアトキンソンといった新自由主義。今回の所信表明においても「改革」という言葉を使わない。

第205国会 岸田文雄首相所信表明演説全文 - 産経ニュース

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そして、野党はと言えば「連合赤軍」を作ると言って頑張っている。で、連合赤軍」が出来るかと思ったら「連合」が出て行っちゃうかもしれないって。(笑)単なる赤軍で、赤化統一戦線かと。日本共産党と連合は、昔から犬猿の仲で、「自民党よりも共産党の方が嫌いだ」という人が集まっているのが「連合」ですから。この連合が「共産党選挙協力するならば、もう支援しない」と言っていて、おととい連合の新会長が就任したわけですが、会見で「立憲民主党選挙対策事務所に共産党が入り込んで来ている」「そんなんであれば我々は協力できない」と。そりゃ、そうですよ。昔ゲバ棒持って、戦い合ってた連中ですからね。

この連合、今まではかつての民社党の母体になっているところが中核だった。ところが今回は左に少し振れる形になり、UAゼンセンは副会長には残るけれども、事務局長、仕切りをするのが何と、日教組ということで。連合そのものも、現在690万人の組織ですが、自民党より右と言われていた民社党がベースになるのが400万人、そして官公労系、いわゆる日教組などお役所の組合系が290万人。前者が下手すれば出て行くかもしれないという状況になっている。で、トヨタ労組は今回、立憲民主党とは選挙協力しないと。

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小泉・竹中 構造改革路線からの決別と 新国際秩序創造戦略本部【渡邉哲也show】一般公開ライブ 283 Vol.1 - YouTube

これを邪魔した人達カーボンニュートラル小泉進次郎さんですよね。2030年までに46%減、反原発原発を稼働させずにやろうと思うと、日本の工場を全部止めなくちゃいけない。冬場、電力を一気に減らして、マイナス10度以下にならないと暖房をつけてはいけないとか、そういう世界になる。馬鹿げた政策を立てていたというのが正直なところなんですよね。

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